冬の食卓には欠かせない白菜。

最近は使いやすいカットされたものが販売されていますが、手前にあるものや手に取ったものを購入しがちですよね。

でも、カット済みの白菜は断面が見えるため、丸ごとの白菜よりも美味しい白菜を選ぶことができるんです。

今回は、パッと見るだけでわかる美味しい白菜を見分けるポイントを3つ紹介します。

【ポイント1】手に取ったら白菜を横にしてみよう!

カットされた白菜を買うときはまず断面をチェック!

手にとったら白菜の切り口を横にして「断面の膨らみ」を確認してみましょう。

横からみた白菜
左:鮮度が落ちている白菜、右:新鮮な白菜

野菜は収穫後も成長し続けているので、時間がたつと根元付近の葉が成長して膨らんできます。カットされた部分がなるべく真っ直ぐなものは、カット後から時間が経っておらず、新鮮でみずみずしい白菜です。

新鮮な白菜は生だとシャキシャキの食感を楽しめ、加熱するとトロッと柔らかくなり、甘味がグッと出ておいしくなりますよ。

【ポイント2】根元の硬い部分と葉先をチェック

次に白菜の根元の硬い部分の色を確認します。根元の部分が黄色や茶色っぽくなっておらず、白ければ白いほど新鮮です。

また、根元の硬い部分は500円玉ぐらいの大きさのものだと、大きくなりすぎずにほどよく成長している白菜です。

さらに、葉先がギュッと密集しているものを選ぶと◎。

【ポイント3】葉の色の「差」がはっきりとしたものを選ぼう

右が美味しい白菜の「色」

外側の葉は濃い緑色で、徐々に内側の葉が黄色くなっているものは美味しい白菜の証拠。

特に内側の黄色い葉の中心部分はやわらかく甘味がある部位なので、この部分が多いものを選ぶと良いでしょう。

上: オレンジクイン 下: 普通の白菜

最近は内側の葉がオレンジ色の白菜の「オレンジクイン」も人気。甘味があり、普通の白菜よりも青臭さが少ないので、生でもおいしく食べられる品種です。

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鮮度を保ちながら食べるには……

白菜を数日に分けて料理する場合には、内側の葉から使うのオススメ。根元のかたい部分を三角形に切って取り除くと、白菜の成長を止めるだけでなく、内側の葉が使いやすくなりますよ。


たまにある芯部分の黒い斑点は「ゴマ症」と呼ばれ、ポリフェノールの一種。カビや傷みではないので、食べても害はありません。

料理初心者でも美味しい白菜は選びやすい

新鮮な白菜は食感が良く甘味もあるので、鍋以外にもサラダや炒めものなどにもピッタリ。カットされている白菜は切り口をチェックするだけなので、料理初心者でも美味しい白菜を選ぶことができますよ。

次回は新鮮な白菜をおいしく食べ切るレシピを紹介します。

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