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貝の中に広がっていたのは琥珀色の世界【こぐれひでこの「ごはん日記」】
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貝の中に広がっていたのは琥珀色の世界【こぐれひでこの「ごはん日記」】

2024-06-06 12:00

    【5月28日】

    昼ごはん

    クロック・ムッシュ & チャービル、トマト、

    ゆで卵、

    枇杷。

    夜ごはん

    インゲンの胡麻和え。あ、そういえば子供の頃、田舎では「ゴマよごし」って言っていたけど、あれは方言だったかもと思って調べてみたら、方言じゃなかったみたい。「ほうれん草のゴマよごし」というレシピがいくつも出てきた。蕗(庭育ち)と油揚げの煮物。

    小茄子の素揚げ(小茄子はこの調理が一番美味しい)とポテトコロッケ。春キャベツの千切りがめちゃ美味しい。

    できたての自家製ハムも登場。

    O嬢が送ってくれた京都の涼菓「浜土産(はまづと)」を開くと綺麗な蛤が5つ。

    ん、これはなんじゃ? 説明書を読むと、蛤に寒天や砂糖などを煮詰めたものを流し、真ん中に浜納豆をひと粒入れたもの。貝の中に広がっていたのは琥珀色の世界。浜納豆は中国食品の豆鼓に似ているような感じ。なんとも涼やかな、雅な逸品でありました。

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