フランスのデザイン事務所Faltaziが制作した野外フェスにピッタリの男性用小便器がこの「L’Uritonnoir」。じょうごのような形をしており、藁の塊に直接突き刺して使います。
2つの折りたたみ式のパーツを組み立てて作る「L’Uritonnoir」ですが、藁の中に小便を蓄積させ、6~12ヶ月後には立派な堆肥に変化させることができます。
特にビールを飲んだ人の尿にたくさん含まれる「窒素」が藁の堆肥化を促進。まさに野外フェスにうってつけのトイレです。その堆肥を使ってビールの原料となるホップを栽培させれば、ある種のエコシステムが形成されるとか。
発売は6月の予定で、フランスで行なわれるハードロックの野外フェス「HELLFEST」で初お目見えするそうです。これは評判が気になるところ。
野外フェスではビールの飲み過ぎでトイレが近くなり、草むらの陰でこっそりと「立ちション」をしている男性も多いはず。しかし、これがあれば「立ちション」が歓迎される日が来るかもしれません。
野外フェスの主催の方、日本でもいかがですか?
L’Uritonnoir by Faltazi [dezeen]