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Photo byPhoTones_TAKUMA

「早く仕事を終わらせて、おうちに帰りたい」と思いながらも、ついつい残った仕事が気になって残業してしまいがちな方も多いのでは? ライフハッカー[日本版]で、「つい遅くまで残業してしまう習慣をストップしてあなたの生活に健全さを取り戻す方法」が紹介されていたので、roomie読者のみなさんにもご紹介したいと思います。


■退社後に価値ある時間を過ごす

まずは、毎日同じ時刻が来たら仕事を切り上げて、席を立つためによい方法を2つ。自分の中で、早く退社しようという意識を持つためのTipsです。

1.毎日、家族から電話をかけてもらう

電話越しに家族の声を聞くと、「みんなが待っているから早く帰らなきゃ」と、さっさと仕事を終わらせて会社を出たいスイッチが入るそう。自分ではなかなかオンからオフへの切り替えができない方にはおすすめの方法です。

2.毎日、退社後すぐの予定を入れておく

毎日決まった時間にオフィスを出なくてはいけないような活動に参加するようにして、定時にオフィスを出る動機を作っておく方法です。スポーツジムの会員になっておくと、「払った会費をムダにしたくない」という動機付けがうまく働くそうですが、おうち大好きのroomie読者さんなら、「○時に帰って今日はしっかり手料理を作ろう」とか、「今日は映画を2本見よう」とか、おうちでの楽しみをスケジュールに入れておくと効果がありそうですね。


■帰りやすいようにワークフローを設定する

ワークフローを設定することは業務の効率化にもつながり、家に帰ってから残してきた仕事が気になる…なんていうストレスから解放されたい方にぴったりです。

1.アラームを設定する

携帯電話やPC用のタイマーアプリを使って、アラームを設定しておく方法です。つい仕事に没頭して時間を忘れがちな方におすすめだとか。「定時」「本当に切り上げるべき時刻」「予定に間に合うようオフィスを出なければいけない時刻」の3パターンで複数のアラームを設定しておくといいそうです。アラームを設定しても無視しては意味がないので、強い意志を持っておかなければいけませんね。

2.毎日の終わりにレビューをする

毎日の終わりにレビューをする習慣を身に付ければ、今日中に片付ける仕事と明日に回す仕事の区切りを見つけられるようになるそうです。1日の終わりに業務日誌を付けておけば、その日の成果を目で確認できますし、次の日もすぐに仕事に取りかかることができて、一石二鳥。レビューに多少の時間を割いたとしても、長い目で見れば生産性が向上して、スッキリした気分で家路に着くことができるでしょう。

3.NOということを学ぶ

あまりに多くの仕事を抱えているようであれば、上司に相談して優先事項を相談してみることが必要かもしれません。このときのポイントは、「(1)自分の職務をきちんと果たしたい」「(2)上司が設定した優先事項に従うつもりであるということを示す」の2つ。このままでは何か重大なミスが起きかねないと危惧していることを伝え、健全な話し合いをしてみることが有効です。


■心理的問題に対処する

もしかするとあなたが定時に帰ることができない理由は、単に時間管理が上手ではなかったり、仕事に没頭しすぎてしまったりという問題ではなく、自分の中で悪い習慣が身に付いてしまっているためかもしれません。そんな方におすすめなのは、次の4つの方法です。

1.小さくスタートする

もしあなたが毎日遅くまで残業しているタイプの人であれば、突然「これからは定時に帰ります!」と宣言すると、周りの同僚に迷惑がかかってしまうかもしれません。そこで、まずは週のうち2~3日だけ早く帰るようにし、徐々に定時で帰られるように調整していくことが大切です。

2.自分自身や家族に目標を宣言する

あなたが他人の目を気にするタイプであれば、FacebookやTwitterで「これからは早く帰宅して家族と過ごす時間をもっと増やします」とか、「毎日休まずジムに通います」と宣言するといいそうです。目標を宣言して、達成できているかどうかを第三者にチェックしてもらうことで、定時で帰ろうという自分のモチベーションを高めることができるはずです。

3.失敗しても自分を責めない

労働時間の改善には時間がかかるということを理解し、定時に帰ることに失敗したとしても落ち込まないことです。いつでも軌道修正可能だと自分の中で発想を転換し、少しずつ健全な時間に帰れるように努力を続けていきましょう。

4.専門家の助けを借りる

もしすでにワーカーホリックになっているのであれば、信頼できる人や専門家に相談してみることをおすすめします。単にワークライフバランスを管理すればいい問題なのか、もう少し深刻な問題なのかを判別する手助けをしてもらうのです。


■時間がかかることを理解する

どんな習慣でも変えることは容易ではありません。ネタ元によると、習慣を変えるには「ハードではなくスマートに仕事ができるようになること」が望ましいといいます。 まずは残業になっている理由を一度整理して、自分でコントロールできるものから始めてみてはいかがでしょうか?

脱・仕事中毒! 本当は残業しないで定時に帰りたいあなたへ[ライフハッカー[日本版]]

(野本纏花)

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