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夏本番。夏といえば、やっぱり海。子どもの頃は海で泳いだり、浮かんだり、今よりもっと海の中で過ごした時間が長かった気がします。
大人になればなるほど、遊ぶだけではなく、パラソルを広げて、タオルを敷いて、お酒を飲んでゆっくりしたり、音楽を聴いたり、好きなことをしてゆっくりと過ごす楽しみが多くなりました。
そして、時にはお気に入りの1冊を読むのもいいですね。今回ご紹介するのは、ブルガリアの黒海に面したリゾート地、Albenaの「Beach Library」。その名の通り「ビーチの図書館」です。
利用方法は簡単。
ビーチを訪れた人なら誰でも、本を無料で借りることができ、帰るときに本を戻すだけ。図書カードや登録手続きは必要ありません。
図書館が所蔵する本は、様々な国や性別、年齢のひとに利用してもらえるよう、多様なジャンルを用意。
世界文学、ミステリー、サスペンス、ロマンス、論文などが揃っていて、所蔵数は10言語2,500冊以上あるそう。
砂場の上に本棚を設置すると不安定なため、本棚の下にはパレットを置き、風が吹いても棚が倒れないように工夫。白く塗られた本棚は、海辺にぴったりですね。
ブルガリアをはじめ、ヨーロッパの人たちは夏になるとビーチに通うひとが多いんです。
筆者も南フランスで夏を過ごしたときは、連日友人と海へ足を運んだ記憶が。日本では若者やファミリー層が海に遊びにきているイメージがありますが、ヨーロッパでは、70歳は超えているであろうお年寄りの人たちもいて、日光浴や読書を楽しんでいました。
海での過ごし方は人それぞれ。海の風、太陽の光、美しい海の景色を感じながら、自分が一番したいことをする。それがもし読書なら、海に図書館があると嬉しいですね。
EVS at Sofia City LibraryBeach Library
[Neatorama]
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