以前、アートの街として紹介したラグナビーチ。この街がもっとも賑わうのが、夏のアートイベント「Pageant of the Masters」です。

これは、毎年夏に開催されているユニークな野外アートコンサート。でも、何も知らずに見に行くとビックリしちゃいます。

ちょっとタネをあかしてしまうと…。



わかりましたか? わからない方、これでどうでしょう?



おわかり頂けましたでしょうか?

そうなんです! 世界の有名な絵画や彫刻を人が演じているのです。



演じているというとちょっと違うのかもしれません。ぴったりとくる言葉が見つかりませんが、絵や彫刻そのものになっているのです。パッと見ただけでなく、じーっと見ても人が演じているようには見えません。

その、演技力(じっとしている力)はすごい! そして、このように本物の絵や彫刻に見えるのは、美術力やメークアップだけでなく、照明の力もかなりあると言われています。



このような絵と彫刻を使い、舞台では生オーケストラと共にストーリーが繰り広げられます。このストーリーはオリジナルのもので、今年は「The Art Detective」。アメリカはもちろん、イギリスやエジプトなどさまざまな国の絵画や彫刻が登場します。

星空の下、繰り広げられる音楽とアートの融合。こんな気持ちがよい夜はないですよね。

ただし、夏ですが夜なので結構寒いです。行かれる方は上着を忘れずに。また、後ろの席の人はオペラグラスが必須です。



この「Pageant of the Masters」は、いろいろなアーティストの作品が展示されているFestival of Artsの催しのひとつです。毎年開催されていますが、2014年は8月30日まで。席により料金は異なりますが、$15からと手頃な値段でみられます。

今年は終わってしまいましたが、来年の旅行プランに考えてみてはいかがでしょうか?

[Festival of Arts]
[Pageant of the Masters]

RSS情報:http://www.roomie.jp/2014/09/199304/