今回ご紹介するのは、イギリスで活躍するアーティストChris Woodによる、光とグラスの2つによって生み出された空間芸術。1950年代にNASAで発明された「dichroic glass」(2色性のガラス)を使って、様々な表情を見せる作品たち。
使っている道具はガラス。そして、自然の光。
その2つだけで作られた作品は、ずっと見入ってしまうほど美しく、光がもたらす力を見せつけられているようなインパクトを感じます。
ガラスをどう置くか、どこに置くか。どこから光を入れるか、ガラスと光のマリアージュをそんな風に作り上げるか。
光の波長、2色のガラスが持っている色が混ざって、新しい色が生まれ、万華鏡のように一言では言い表せない色彩空間がそこにはあります。
作り手の考えをアウトプットし、試行錯誤の上出来上がったこの作品は、見る者全ての人間を感動させるパワーがあります。写真でみるだけではなく、いつか実際の作品を目にしてみたいですね。
Geometric Arrangements of Colorful Glass Reflect Gorgeous Patterns of Light[My modern Met]