ただ、多くの人は数えきれない失敗や試行錯誤を繰り返してきたからこそ、思いのままに波に乗りこなせるわけで、これから始めようと思う人や初心者の人には難しく見えるのもよく分かります。
そんな人でも楽しめそうなのが、ドイツのメーカーが開発したこちらの“Lampuga”。
パッと見るぶんには通常のサーフボードに似ていますが、機能や遊び方がひと味違うそうです。
軽量のカーボン素材で作られた、このLampugaのサーフボードとの最大の違いは、ずばりパワフルなジェットエンジンを搭載しているということ。
エンジンは15馬力を備え、最大で時速約50キロほどのスピードにまで達するといいます。
すごいパワーを秘めていますが、地球環境に有害なガスの放出はなし。
Lampugaの操縦はステアリングベルトを通じて行い、ベルトには加速スロットルもあります。
名前の由来となった世界最速の魚ともいわれる「シイラ」のように、スピーディにかつ敏捷に、そして波の上をスムーズに滑りぬけていくことができるそう。
穏やかな沿岸部で乗っても、気持ち良さそうです。
13,600ユーロと、個人で購入するには大きな決断がいる価格ですが、将来的には海のアクティビティとして定着して手軽に遊べるようになると嬉しいですね。
今後、日本で広まるのを楽しみにしましょう。
[Lampuga]