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今年で5回目を迎えるフランスの映画祭「my French Film Festival」(以下MyFFF)。この映画祭、なんとメインはオンライン上映! 特設会場での上映ももちろんやっていますが、日本語を含め13カ国の言語で今のフランス映画をオンラインで鑑賞できるんです。
エントリー作品は若手監督の作品を中心に長編、短編共に10作品。中には女優として有名なメラニー・ロランの監督作品や、フランスのアカデミー賞であるセザール賞を受賞したドキュメンタリー作品も。そしてそのほとんどが現時点で日本未公開作品。
こんなチャンスめったにないので一番惹かれたトマ・リルティ監督の映画、『ヒポクラテスの子供達』を観ることにしました。
あらすじは
父が局長をつとめる病院のインターンとなった青年バンジャマン。立派な医師になることを志して病院で働き始めるも医療ミスを犯し患者を死なせてしまう。そこから見えはじめた自分の弱さや病院の利益至上主義の体質。同僚で経験豊富な外国人医師アブデルや上司とぶつかり合いながら大人の階段を登っていく…。
参照:my French Film Festival『ヒポクラテスの子供達』
フランス映画特有の暗さや抽象的な表現ではなく、日本やアメリカでもみる医療ドラマさながらの迫力がありました。またフランスの医療の現場を知ることもでき、勉強にもなりました。その国の文化背景を学べるのも外国の映画を見る楽しさのひとつですよね。
ちなみにこのmyFFFの今回の審査員長はあのミシェル・ゴンドリー監督です。フェスのイメージビデオもミシェル・ゴンドリー制作のメインビジュアル動画がこちら。
長編10作品の鑑賞はiTunes経由でどれも200円でできます。さらに短編にいたっては10作品すべて無料です! 開催は、2/16まで。
ふだんフランスの文化に縁のない人も、これを機会にぜひフランス映画を鑑賞してみてはいかがですか?
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2015/01/230315/