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うつくしいチョコレートで気分もスウィートだ
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うつくしいチョコレートで気分もスウィートだ

2015-01-22 13:00
    毎年1月と9月の年2回、パリで開催されるインテリア雑貨やデコレーションの国際見本市[Maison & Objet Paris]にてデザイナー・オブ・ザ・イヤー2015に選ばれたクリエーターチームnendoの佐藤オオキ氏。

    今回この受賞に合わせて2015年1月23日(金)-27日(火)にパリで行われる同イベントで期間限定のチョコレートラウンジ「chocolatexture lounge (ショコラテクスチャ ラウンジ)」をオープン!

    このためにデザインされたチョコレート「chocolatexture」を限定で400セット販売し、その場で食べられるように、カッペリーニ、デサルト、グラスイタリア、エメコ、オフェクト、モローゾといったメーカーからnendoが過去に発表した家具の中より「柔らかく溶けている」印象のものをセレクトし、全てチョコレート色に仕上げてラウンジ内に配置するそうです。

    ラウンジの周囲は直径8mmの太さのアルミパイプが約2000本林立し、一本一本がグラデーション状のチョコレート色で少しずつ高さを変えながら塗り分けられることで、「溶けたチョコレートが大きく波打っている」ように感じられる空間づくりを行っているとのことで、飲食店とも、作品展示とも、空間インスタレーションとも少し異なる、五感でnendoの世界観を楽しめる場所のよう。

    今回ご紹介したいのがそんな素敵な空間で振る舞われるチョコレート「chocolatexture」。

    カカオの原産地や種類、含有率、ショコラティエの技術、中に入っているフレーバーなど、チョコレートの味を左右する要素はいくつもある。

    新たなチョコレートを考えるにあたり、これらの要素に頼るのではなく、あえてチョコレートの「形」のみに注目することにした。

    9種類のチョコレートは全て26×26×26mm内に収まる大きさに統一しつつ、先端が尖っていたり、内部が空洞だったり、表面が滑らかであったり、ザラついていたりと、ひとつひとつの食感が異なることで、同じ原材料でありながら味の変化を生み出すことを考えた。

    そして、それぞれに「toge-toge」「suka-suka」「sube-sube」「zara-zara」、といった食感を表す日本語の擬音がそのまま名称としてつけられた。

    1.「tubu-tubu」たくさんの粒子が集合した形
    2.「sube-sube」カドの無い、滑らかな形
    3.「zara-zara」表面がヤスリのようにザラついた形
    4.「toge-toge」先端が尖った鋭利な形
    5.「goro-goro」14個のキューブがカドで繋がっている形
    6.「fuwa-fuwa」たくさんの穴がある形
    7.「poki-poki」四周が線状の、骨組みのような形
    8.「suka-suka」薄い壁でできた、中が空洞な形
    9.「zaku-zaku」細い棒状のチョコが互い違いに積み重なった形

    美しいチョコレートは眺めているだけでも幸せな気分になれそうです。なんと嬉しいことに「chocolatexture」は、Maison & Objetで販売されるほか、西武・そごうでも1月24日(土)より数量限定で販売されるとのこと。パリまではいけないけど、ぜひ目の前で見て見たいというかたはぜひ。

    chocolatexture

    [nendo]

    RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2015/01/231253/
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