そんな風に生きられたらいいな、なんて思っていましたが、もしかしたら「あえて錆びさせる」のも、カッコいいことなのかもしれません。
限られた職人さんの手でしか扱うことが許されなかった、金、銀、銅、緑青や螺鈿(らでん)などを、1枚のシートにした装飾素材『マテリオ』。その中に鉄錆を楽しむことができるシートもあるのだそうです。
シートは、カッターやハサミで自由に加工ができ、裏面の剥離紙をはがして基材に圧着するだけで、簡単に貼り付けができるので、おうちの中に気軽に「錆」を取り入れることができるということなんですね。
こちらは、ヒルトンニセコビレッジに取り入れられた錆(カウンター)。
銀座 MIKIMOTO 2008 春 ガーデンプラザに取り入れられた錆(プランター・地面)。シートは、1枚1枚が手作りなので、その色合いや柄は微妙に違うのだとか。
古く褪せてしまったものとしての「錆」ではなく、家や部屋や家具に新たな、そして落ち着いた時間の流れを与えることができる「錆」。リノベーションや模様替えの時に、あえて錆びさせてみるのもいいかもしれないなぁ。
マテリオ [中川ケミカル CSデザインセンター]