会員限定となった番組後半では、ネット上で大きな話題となった家入さんのサービス「studygift」にまつわる事件の顛末について、当事者である家入さんが当時の心境を語るなど、踏み込んだ話題が展開しました。生活が厳しくて学費をねん出できない学生を支援する画期的なサービスでしたが、中止に追い込まれたことについて、佐々木は以下のように話しました。
「昔からネットをやってきた人にとって、インターネットは平和な原始共産的な楽園で、リア充な連中が入ってきて掻き回すのは許せない、イヤだっていう気持ちがある。そういう所に、女の子をみんなで支援するという図式が、非モテとリア充みたいな構図になって衝突してしまった」
この問題の原因をネット社会における世代交代と格差問題の表面化だと分析しています。
また、若者の働き方についても言及しました。起業そのものの意味合いが変化している時代状況のなかで、若者が小さなビジネスを生み出して、育てていく基盤づくりの重要性についての持論を展開しました「佐々木俊尚チャンネル」では、今後も定期的に生放送をしていく予定。番組後半の会員限定放送の全文書き起こしは以下の通りです。