静岡県知事選をめぐり野党が活気づいている。
 俄然注目を集めているのが立憲民主党の渡辺周衆院議員(62)だ。四月二日に失言をきっかけに川勝平太知事が辞職を表明。その川勝知事が渡辺氏に後継を打診したと報道され、渡辺氏も「軽々に『やりますよ』とは言えないが、環境が整えば」と記者団に語ったことで一躍、「ポスト川勝」の最右翼に躍り出た。
 渡辺氏は「若い時ならば『絶対出るぞ』と一気に舵を切るが、そんな年齢でもない。衆院選の準備もしていたし、立憲の役職もある」と言いながら、出馬への意欲を隠そうとしない。 
週刊文春デジタル