週刊文春デジタル
六月二日、楽天との交流戦で球界最年長のヤクルト・石川雅規投手(44)が今季初勝利。ルーキーイヤーから二十三年連続で白星を挙げるプロ野球史上初の快挙となった。
身長百六十七センチの“小さな大投手”。直球の球速こそ百三十キロ止まりだが、抜群の制球力とベテランの投球術で相手打者を翻弄している。
「登板直後の登録抹消も珍しくありませんが、二軍では若手投手の相談役として育成の一端を担っています。他球団ならとっくに戦力外通告を受けていてもおかしくないですが、“ファミリー球団”として知られるヤクルトだから生き残れた」(球団OB)
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