六月十九日、北朝鮮の平壌でロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記が「歴史的な会同」(朝鮮中央通信)を果たした。
 同日午前二時過ぎに、遅刻の末、空港に到着したプーチン氏を金正恩氏はにこやかに迎えた。抱擁する共産主義国家伝統の挨拶を交わした後は、二人でロシアの大統領専用車に乗って迎賓館へ。電力不足にもかかわらず、高層建築物を一斉にライトアップする贅沢な演出もあった。 
週刊文春デジタル