七月二十六日、米メジャーリーグ・メッツから事実上の戦力外通告を受けた藤浪晋太郎投手(30)。渡米二年目で、早くも瀬戸際に立たされた。
「二三年に阪神からポスティング制度を利用してアスレチックスに移籍しましたが、その後、オリオールズ、メッツとチームを転々としていました。阪神時代から制球難に苦しんできましたが、球速は日本投手最速の百六十五キロを誇る。球威さえあれば生き残れるメジャーで活路を見出そうとしましたが、結局、メジャーでも失格の烙印を押された形です」(MLB担当記者) 
週刊文春デジタル