週刊文春デジタル
新幹線、飛行機での長時間の移動に備えて、途中まで見てハマっている韓国ドラマをいつも用意している。それさえあれば、時間がワープのように過ぎ去り、あっという間に目的地に到着出来るから。新しく見る映画やビジネス本などではこうはいかない。面白くなるまで待つのが移動のストレスとマッチしてしまい、時間を長く感じてしまう。
とはいえ、本音では、長い韓国ドラマを完走するたび、もう無闇に1話目を再生してはダメだといつも自分に言い聞かせている。もちろん、とんでもない時間を浪費してしまうからだ。そもそも旅用に見始めたはずだったのに、家の中で止まらなくなり深夜まで延々と見て、睡眠時間を削ってしまっている。