閉じる
閉じる
×
もう、十年以上も前の事です。東京都下、とある街に、落語会の仕事で伺いました。延々と続く商店街をぶらぶらと歩いて、会場へ。と、その商店街に、小学生だか中学生だか、子供達の書いた習字が、旗みたいに、ずーっと飾ってあったんです。とても上手い字もあれば、そうでもない字もあります。なんだか微笑ましくってね、眺めながら、歩いておりました。内容は自由らしく、思い思いの字が書いてある。でもまぁ、大概決まってきまさぁね。「希望」とか「平和」とか。で、その中の一枚。墨黒々と「烏賊」って書いてあったんですよ。まさかイカスミで書いたんでもなかろうけど、あれは可笑しかったなぁ。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
週刊文春デジタル
更新頻度:
毎週水,木曜日
最終更新日:2024-11-21 05:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。