普段はグラウンド上での撮影が許可される始球式。だが、その日はなぜか立ち入りが禁止された。八月二十八日、厳戒態勢のドジャースタジアムのマウンドに立った背番号17には、優雅なしっぽが。ボールを咥えると、“ご主人さま”の大谷に駆け寄り、見事なファーストピッチを決めた。 
週刊文春デジタル