閉じる
閉じる
×
教育に関係するようになってから、私が注意していることがある。それは、
「皆さん、本を読みましょう」
という言葉だ。
大学でも、附属の高校、中学に行っても、これを口にしたとたん、みんなさっとシラける。そして、
「ありきたりのつまんないことしか言わない」
という冷ややかな視線が私にくる。
作家としてつらいことだが仕方ない。今まで私は長いこと、読書啓蒙運動に参加してきた。読書推進ナンタラ、という委員会やプロジェクトもやってきた。
「ハヤシさんは本屋の娘なんだから協力して」
と頼まれ、書店の代表や出版社の社長さんたちと、議員会館に行ったことも。読書週間には都心の書店前でビラも配った。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
週刊文春デジタル
更新頻度:
毎週水,木曜日
最終更新日:2024-12-06 18:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。