最近の若い子は酒を飲まなくなってきている。私の周りでもよく聞くようになった話である。実際、うちの若い社員と飲んでいても感じるし、彼らに「みんな飲まなくなっているの?」と聞くと、「そう思います」と答えてくる。ある調査では、Z世代の20歳~24歳でほぼ毎日酒を飲むのはわずかに4%しかいないらしい。それが良いことなのかは分からない。でも、若い頃から酒を飲みすぎる人生を送り、いまだその真っ最中にいる自分にしてみれば、酒は悩みの種だ。 
週刊文春デジタル