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スカープが追求するスチームパンク(その5)
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スカープが追求するスチームパンク(その5)

2016-12-02 18:08

    こんにちは田渕です。
    ”スチームパンク”という言葉が世界的に広まった発端はこの作品からではないでしょうか?しかしながら作品としては大ヒットすることなく続編も作られていません。

    『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』(リーグ・オブ・レジェンド/The League of Extraordinary Gentlemen)
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    アメコミの『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』、同タイトルの大ヒットゲームを原作とした映画で、2003年に公開。映画は原作とは別物になっています。

    舞台は1899年、世紀末の英国。銀行が謎の人物の手によって襲撃され英国はドイツの仕業だと疑いますが、ドイツでも同じように軍事研究施設が襲わて両国の睨み合い続きます。そんな中、英国政府の使者は襲撃事件を起こした“ファントム”という人物の犯行を防ぐため『超人同盟』というチームを率いて欲しいと老齢の冒険家で主人公のクォーターメイン(ショーン コネリー)に依頼を持ちかけます。

    といった感じなのですが、『超人同盟』が19世紀の有名人の寄せ集めで、ネモ船長、ドラキュラ伯爵、透明人間、ジキルとハイド、トム ソーヤなどなど。
    なんだか19世紀末の「アベンジャーズ」みたいな作品で、”スチームパンク”という言葉を広げましたがストーリー的にはそれほど印象には残っていません。

    注目はメカのデザインなのですが、”スチームパンク”では無い?とか思ってしまうほどガソリンエンジンしてます!(でも、カッコいいのでプラモ買ってしまいました)

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    ”スチームパンク”って何でも良いのか?と、疑ってしまいますが要は作り手の信念が有ればどうにでもなり得るジャンルだと確信していますし、あまり細かなところを気にすると前に進めません。
    新しいジャンルとして言葉を作るのも困難が伴いますので、広まりつつある”スチームパンク”という言葉に頼ります!

    ”サイバーパンク”というサブカルチャーの中から派生したジャンルにはどのようなものが有るのか?
    なんだかこじ付けのような分別がマニアック過ぎて正直なところどうでも良い感じがしますが、参考までに挙げておきます。

    『サイバーパンク』の概念
    古典的なサイバーパンクの登場人物は時代から取り残され、ディストピア的な未来社会の周辺に住んでいる。その世界は急速なテクノロジーの進歩や、コンピュータ化された情報網の遍在化や人体改造といったものが日常生活に影響を及ぼしている社会。


    ”サイバーパンク”からの派生


    1.ポストサイバーパンク
    2.バイオパンク
    3.スチームパンク
    4.クロックパンク
    5.ディーゼルパンク

    SF以外の派生
    1.エルフパンク
    2.ミスパンク
    3.スプラッタパンク

    などなど、かなりの広範囲にわたっている”サイバーパンク”なのですが、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか?
    どうもこれらは殆どが「後付」なので創作する際は気にしない方が良いと思います。

    ご意見、ご感想お待ちしています。
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