• このエントリーをはてなブックマークに追加
スカープが追求するスチームパンク(その4)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

スカープが追求するスチームパンク(その4)

2016-11-30 10:35
    こんにちは田渕です。
    前回は『デューン/砂の惑星』を紹介しましたが、もう一本大好きで影響を受けた作品が『未来世紀ブラジル』です。
    dbdcd2d81b32b27ec15282126df03da2a7f13fb1

    111aedaf819c4131d6e0609961705a5289ea1337

    『未来世紀ブラジル』(原題: Brazil )は、1985年公開のSF映画で、監督はモンティ・パイソンメンバーのテリー・ギリアム。なので?コメディータッチの作品になっています。
    情報統制がなされた「20世紀のどこかの国」の暗黒社会を舞台としていて、カルト映画として一部の人たちから強い支持を受けている。(私も一部に入るのか?)

    この作品、ストーリーはともかく世界観や器物のデザインだけで楽しめる作品です。
    上の写真ですが、主人「サム」が見ているパソコンらしき機械なのですが、タイプライターにごちゃごちゃ訳の分からない機械を取り付け、モニターはテレビの拡大シートのようかな感じのPCです。
    この作品の小道具のデザインは後の”サイバーパンク”な作品に大きな影響を与えたと思います。
    18ace3e75fe7101f2e3ce144c6919ac210cd0475

    「ロバート・デニーロ」がちょい役で配管清掃員だったのは、当時あまり知られていませんでした。
    216a44c0697d6ee31c0093afb15885991c0634b1

    主人公「サム」の愛車、”メッサーシュミットKR200”(車体後部にジェットエンジン?付)
    1952年にメッサーシュミット社の技師であった”フリッツ・フェンド”が設計した三輪バブルカーのKR200を改造したものだと思います。
    d310bde7135f8cbc6292f315d814b994372458f6

    以上が、私が影響を受けた”サイバーパンク”な作品でなのですが、造形する場合もかなり影響を受けています。
    そんな訳で現在、更に個性的なものにならないかを模索中です。
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。