#157 2023年12月4日発行 発行者 ドロイド
こんにちは、ドロイドです。ついに…12月になってしまいました。2023年が終わってしまう…そんな気持ちになっております。残り1か月となりましたが、今週も通常通りTimesを発行していきます。今週もよろしくお願い致します。
さて、今回の選曲者(キュレーター)は、毬栗楓さんです。これはと思った楽曲らには、是非マイリス登録&いいねをお願いします。
まずは、数多く曲数がupされる中で、新作をピックアップしてお届けします。
作曲/調声:烏丸友吾 https://twitter.com/ugo_karasuma
編曲/動画:SilkyMint https://twitter.com/silky_mint
※和風ロックにミクさんの歌声が素敵な楽曲です
※キラキラした透き通る音色にキラキラとした青春を感じる楽曲です
※クリプトン6兄妹のキレイなハモリが素敵な楽曲です
※どこか懐かしさを感じるメロディに寂しさを感じる歌詞が特徴的な楽曲です
Lead, Acoustic Guitar : じゅんぴょん https://twitter.com/otonariJunP
Bass:そともぎ https://twitter.com/Soto_mogi
Drum:暖炉P https://twitter.com/danlo0042
Illustration : ア行 https://twitter.com/agyou_sonokou_l
Movie:oino https://twitter.com/oino_movie
Title logo:サカキ ネイ https://twitter.com/sakaki_nei_d
MIX, Mastering : たくしP https://twitter.com/insel_heim
Special Thanks:小雨 https://twitter.com/kosamedesu777
※爽やかな音色にスピード感が素敵な楽曲です
如何だったでしょうか。是非マイリス登録&いいねを通じて応援をして頂けると幸いです。
初投稿から5作目までの投稿を対象に、主にルーキーの投稿をご紹介していく、発掘!新人ボカロPのコーナーになります。今回も厳選して、数名。ご紹介させて頂きます。
※お伽噺みたいなキラキラとした可愛い素敵な楽曲です
編曲、MIX:HotαRu https://twitter.com/Luciole_Music
ギター、ベース:shikisai https://twitter.com/sshikisai
マスタリング:たくしP https://twitter.com/insel_heim
イラスト:箸緒 https://twitter.com/hashiwo8400
映像 :藤墅。https://twitter.com/04_fujino9
※どこか重たい愛を感じる可愛い歌詞が素敵な楽曲です
いかがだったでしょうか。飛躍、活躍が期待できる新人Pらをご紹介させて頂きました。もし知らない曲があった場合、楽曲に触れて頂き、新たに出てくる、新しいPの楽曲をいち早くチェックして、クリエイターを応援して頂けると幸いです。今回ご紹介している発掘Pは一例に過ぎません。これ以外にも素敵な楽曲が多岐に渡ってupされていますので、是非今回ご紹介した曲、ご紹介できなかった他のボカロ曲にもご注目下さい。
この企画では、毎月放送しているボカロ見るラジオ♪のコーナーを誌面ベースにした内容となっております。各所で活躍されているクリエイターやこれから注目してほしいクリエイターまで、今注目してほしいクリエイターへのインタビューの模様をご紹介していきます。今回も4名をご紹介していきます。まずは、ボカロPの「大漠波新」さんです。
※今回は音声公開版はございません。記事のみの公開となります。予めご了承下さい。
Creater Interview #79 大漠波新
X(旧Twitter):https://twitter.com/Daibakuhasin
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/117400184
Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
大漠波新という名前でボカロPとして活動しています。
ー 大漠波新さんといえば、ボカコレ2023夏「あいのうた」で多くの方に曲を聞いて頂いたきっかけになったかと思いますが、ボカコレ後の反響はいかがでしょうか?
「あいのうた」に関しては感覚ですけど、前まではボカロを聞いていたが、最近ボカロ曲を聞いてない、みたいな潜在的に隠れていた人たちを呼び起こしたという感覚がすごくありまして、それが一番大きいと思います。
自分の思ってること、自分の伝えたいこと、ここが問題なんじゃないかって自分が思ってるものを全部凝縮した曲なので、想い、伝えたいことが曲を聴いたみなさんに伝わって良かったです。聞いてる人にも刺さる楽曲ですが、AIをテーマにしている楽曲ですので、やっぱり絵を描いている人も、文を書いている人も、みんなAIの創作とぶつかってしまうことがあるので、そんな人にも刺さった楽曲なのかなと思いました。
Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
中学時代に初めて出会いました。初めてスマートフォンを手に入れたときにニコニコ動画を見始めてそこから入っていった感じです。
Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
ボカロを昔から聞いていたので、自分がボカロPとして活動を始めるなら、出さないとねという感じで活動を始めました。歴代の人たちも、YouTubeの方が後発でニコニコから活動を始める方がほとんどなので自分もそういうものだと想って投稿し続けています。
YouTubeの方が動画配信サイトとしては大きいプラットフォームとして確立している状況だと思いますが、ボカロにおいては、例えるなら日本でお寿司を食べるか、海外でお寿司を食べるかみたいな感じで、ボカロはニコニコ動画の実家みたいなものだなと思っています
Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
ボカロ曲を聴いてたプラットフォームがニコニコ動画だったので、自然とこっちにも投稿するようになりました。
Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
すごい熱意のあるリスナーさんたちに聞いてもらえることです。もう、ここはもう本当に他のプラットフォームには絶対にない部分だと思います。
今年で初音ミク十六周年だと思うんですけど、ニコニコ動画って本当に十六年間ずっとボカロ曲を毎日聞いているようなリスナーが絶対いると思うんですよ。例えば他の名前を出すのもあれなんですが、YouTube、TikTok、SoundCloudを利用している人で絶対何十年もボカロ曲を聴き続ける人はそんなにいないと思います。でも、ニコニコ動画には絶対いると思うんです。それが大きな強みだと思います。
Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
ニコニコ動画を見てる時にたまたま見つけたのがきっかけです。
Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
好きなクリエイターさんは沢山いますが、やっぱり作品で言うとハチさんの砂の惑星が素敵だなと思います。
ハチさんは曲を作る前のアイデアとしてすごいリスペクトしている部分があります。マジカルミライの十周年で祝祭のソングとしてこのような楽曲を持って来るなんてハチさんは正直で本当にそう思って書いたんだなぁと感じました。
十周年のお祝いでハッピーな楽曲を取り扱うことは意図的にできるはずですが、ハチさんの正直さがあったからこそ話題になって、いろんなシーンで活躍されているんだなと思います。
Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?
先に言葉とメロディを完成させてから、作曲ソフトで完成させて行く感じになります。
ー この楽器はマストで入れたいなどはあるでしょうか?
ボカロPとして作曲自体を始めた時にどういう風に曲が成り立っているのか解剖したことがあるのですが、どんな変わった曲でも共通する要素がありまして、リズム、ベースの下の部分を支える楽器、コードがあれば基本的に曲を完成することができるので、それさえあればなんでもありなんですよ。
ー 歌詞はどのように作っているのでしょうか?
歌詞は一番大事だと思っていまして、英語とか日本語とか言葉って全て音が決まっているんですよ。
感覚的な話をするのですが。イントネーションはというものは聞くだけで、あっているのか、間違っているのかすぐに判断できるので、伝えたい歌詞というものが決まれば音も一緒に決まっていきます。微調整はもちろんありますが、歌詞とメロディができたらコードを付けられるので、そこから逆算して楽曲を作ります。
あとは好みで、成り立つ楽曲の要素はさっき言った通りで作れますのでそのことを意識して日々楽曲制作の精度を高めています。
Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?
伝えたいことができた時に思いつきます。
Q10:今回の作品「あいのうた」で初音ミクと重音テトを使っていますが何か意図はあったりしますか?
初音ミクがボーカロイドの象徴だと言うことが、ボカロリスナーが全員同じ認識だと思っていて、そのことをメインテーマとして取り扱ったのがあいのうたです。
そうなった時、僕の中ではボーカロイドというものはAIではないのですが、AIのようなものではないかと抽象的に思えるようなシンボルが初音ミクにあって、今まで自分の気持ちを代弁してきた楽曲を初音ミクに歌ってもらっていて、シ
ンセサイザーVのテトというのは自分の取り上げてきた初音ミクの真逆の要素が構成されているキャラクターだと思いまして、AIというものは例えば初音ミクの今の立ち位置を脅かす存在だと広い解釈で言えるのですが、重音テトは皮肉にもAIの恩恵を受けた合成音声で初音ミクと対比になっているんですよね、髪型も、年齢も全然違っていて真逆の存在でネットしかなりたない特徴なんです。
あの曲でミクとテトと一緒に曲を創り上げるというものは何があっても、もう最高だみたいな状態を曲の基盤を作る状態から、どんな音声に歌わせてどんなテーマを作り上げるかみたいなところが作曲とかで手を動かして組み立てていくよりも、何倍も大事な気がします。
Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
大体2週間くらいです。
Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?
してます。とても嬉しいです。
Q13:こだわりの機材はなにかありますか?
ロジクールのトラックボールです。
Q14:ご自身の今後の展望などありますか?
VOCALOIDの歴史に残る作品を創るボカロPになることです。
Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
いつも聴いてくれてありがとうございます。これからも良い作品を出すので応援よろしくお願いします。
続いてはボカロPの「ユゥレイの怪奇譚」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。
Creater Interview #80 ユゥレイの怪奇譚
X(旧Twitter):https://twitter.com/ULEInoKAIKITAN
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/48951879
Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
ユゥレイの怪奇譚という名前で、作曲、歌唱、アニメーション、イラストなどを制作し、主にTikTokやYouTubeショーツなどを活用し活動しています。
Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
バンブーブレードのMADで知り、そこからネット音楽シーンのファンとして青春時代を過ごしました。clearさんが好きでそこから自分でも歌いたいと思い今に至ります。現在は幕末とヤンサンを追っています。
Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
現実で生きづらさを感じていたのでニコニコ動画で活動する人たちの世界に入りたい、その世界でなら楽しく生きれるんじゃないかと思って何も知らない幼い自分は動画を投稿し始めていたと思います。
Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
ここなら僕の作為の奥に隠れた本質まで見抜いてくれるんじゃないかなと思って投稿してます。
Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
自分は作曲やイラストアニメーションで仕事をもらいたいとは思ってないんですが、そう言った案件などが欲しい人にとってはニコニコ動画に投稿する方が仕事につながると感じています。
Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
iPodを買ってもらったけど曲を入れるすべがなかったので、友達に預けて色々入れてもらった中に入っていました。いい曲だなと思ったのが全部ボカロの歌ってみただったので自然とディグっていきました。
Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
黒魔さんとななひらさんが好きです。お二人が組んだ「ラリリレル、リリロ、リラロ」という曲が本当に好きで影響を受けてます。
Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?
まず曲の方向性を決めて(僕の場合は仮タイトル)そこから全体の曲を作って、そこから仮で置いていた歌詞を詰めていく、メロディの強度を上げていく、みたいに作ってます。
Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?
お笑い芸人さんのラジオを聴いてる時にインスピレーションを受けます。面白いなと思った言葉や考え方はメモるようにしてます。
Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?
最近は夏色花梨を溺愛してます。初音ミク、可不、りりむちゃんにも手伝ってもらってますが、彼女たちには「可愛い」「守りたい」という感情が湧きますが、花梨さんは「頼りになる」「守ってくれそう」という印象があります。尻に敷かれてます。
Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
期間は短いですが密度が濃いです。時間で言うと72時間くらいで曲、144時間くらいでアニメくらいの感覚です。寝なければ曲は3日でできますが、最近は寝た方がいいのかもしれないと思ってるので5日とかくらいで作ります。
Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?
ニコニコとかYouTubeやXにあるものは全部チェックしてます。TikTokはめちゃくちゃバズってる時はチェックしきれてないですが、それでも使ってもらってるものはなるべくチェックしてます。
全部ありがたいなと思いますが、イラストとかは輪をかけて嬉しいです。僕自身が描く人間なので「大変なことを...しかも無料で...よほど好きなんだな」って思って感謝してます。
Q13:こだわりの機材はなにかありますか?
こだわりの機材はちょっとわかんないですが、こだわりのシンガーであれば夏色花梨がお気に入りです。すごく好きです。
Q14:ご自身の今後の展望などありますか?
やりたいことやできたらいいなと思うことは本当に沢山あります。アニメの挿入歌、地上波の深夜ラジオ、Vライバーさんのオリソンなど...
そのために妥協のない曲を作って自分ってものを形作っていけたらと思います。
Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
感謝の一言に尽きます。
これからも僕が僕を喜ばせる曲を作るので、シンパシーを感じてくださったら楽しんでもらえると幸いです。
※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります
次はイラストレーターの「Sirotuki」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。
Creater Interview #81 Sirotuki
X(旧Twitter):https://twitter.com/Sirotuki_nown
Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
Sirotukiです。主にボーカロイドのオリジナルMVのイラストを描いたり、歌い手さんのカバー絵、グッズ絵、また動画の方も作らせていただいてます。また近頃は自身でも歌ってみたを出したりしてます!
Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
大体13年前、兄がニコニコ動画で東方アレンジの楽曲を聴いていたのがきっかけでした。
Q3:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
VOCALOIDの出会いは当時高校生で、丁度カゲロウプロジェクトが流行っている頃でした。それ以降はあまりVOCALOID文化に触れて来なかったんですが、2年前の2021年秋ボカコレの後に、ボカロPの miruさんと知り合って、そこから映像を担当させて頂くようになり、現在に至る感じです。
Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
イラストレーターさんですと、アルセチカさん、薬屋さん、寺田てらさん、りゅうせーさん。作品だと煮ル果実さんの摩天楼のような映像をいつか作ってみたいです。
Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
一枚絵ならラフも含めて大体2時間〜3時間ぐらいです。しっかり考えるというより、直感で一気に描く方が得意です 笑
Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。
最近のこだわりはどれだけ一枚絵でダイナミックに見せれるかです。やはりインパクトのある絵の方が、目につくかなぁと考えながら毎回構図を考えてます!
Q7:絵を描くにあたって、こだわりの機材はなにかありますか?
こだわり、というのはないんですが、中学生の頃からずっとiPadのアイビスペイントで絵を描いてます。今もiPadでアイビスペイントと、プロクリエイトの二つでイラストを制作しています
Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?
あんまりチェックできてないですね...!でもFAとかいただけるとすごく嬉しいです!
Q9:絵師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?
担当した方が喜んでくださったり、またその絵を見て別の方が依頼してくださる時が本当にいつも嬉しいです。また、この前のボーマスの時も、多くの方が挨拶に来てくださったり、たくさんの方とお話しできて、絵師やっててよかったなって思いました。
Q10: ご自身の今後の展望などありますか?
もっと多くの方や公式の案件を頂きたいです。また、アニメーションMVの制作も徐々にしていきたいなと思っています。
Q11:普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。
いつも皆様ありがとうございます。私の特技は様々な楽曲に合わせて絵柄を変えられること、迫力がある構図が描けることです。ぜひ今後ともよろしくお願い致します。
Q12:その他、ご自身がお話してみたい内容(告知等)はありますか?
いま、ちょっと裏でサークルが立ってたり、公式案件が動いてたりするので、今後とも応援よろしくお願いします!
※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります
最後はボカロPの「アオワイファイ」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。
Creater Interview #82 アオワイファイ
X(旧Twitter):https://twitter.com/ao_WiFi
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/86533708
Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
アオワイファイと申します!
2018年からボカロPとして活動しており、割とポップな感じもダークな感じも作れますが最近はポップな感じでやってます。楽曲提供も行っており、アイマスシリーズをはじめとしたゲーム音楽、アニメ、声優さんへの提供なども幅広くさせて頂いております。ボカロDJも!
Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
小学生の頃から文化には触れていたと思います。印象に残っているのはそれこそドナルドMADとか、東方系とか、ヴェルタースオリジナルとか...VOCALOIDはランキング常連のものは聴いていたというくらいで、幅広く動画を観ていました。
Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
大学の同級生がボカロ曲をニコニコで投稿し、それなりに反響を得ていたので「自分でも曲を作れるんじゃないかな?」と思い活動を始めたのがきっかけです。
Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
上記の理由に加えて、まだ活動当時(2018年)の頃はボカロ=ニコニコという相場が決まっているイメージでした。総再生母数でいうとYouTube市場はやはり大きいですが、最近ではニコニコ主体のボカロ関連イベントも話題を集めており、親和性という部分では変わらず魅力かなと思います。
Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
動画上にコメントが流れるという性質上、弾幕という文化が生まれたりといった独自のミームが発展するところだと思います。
Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
恐らくは小学生の頃ですが、メルトとか、初音ミクの消失とか、ニコニコランキングから出会ったのが最初だと思います。(その頃は自分が作る側に立っているとは思っていませんでしたが...)
Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
玉屋2060%さんの音楽にはいつも元気を貰っています。和の心を少し感じるキャッチーなメロディの1番エモい箇所にエモい歌詞を載せる所が好きです。
ボカロPではYASUHIRO(康寛)さんです。同じクリエイター事務所の先輩で一緒にお仕事させて頂く機会もあるのですが、音楽に対する解像度の高さ、楽曲展開の予想を少し王道から外すトリッキーさ、それでいてキャッチーを成立させるハイセンスを目の当たりにし、何を食ったらこうなるんだ!?と日々刺激を受けています。
Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?
大抵は気合!なのですが、どうにもこうにも二進も三進もあっちもどっちも行かない場合、例えばひとつ「次作る曲では木琴を入れる」みたいな裏ミッションを決めたりしてそこから作ることはあります。そのあとは、気合です。
どう気合かというと、ひたすら鼻歌orハミングor鍵盤自由演奏。常に録音しておいて、ある瞬間に宿るキセキのフレーズがひょっこり顔を出した瞬間、逃さずにシャッターに収めます。そこがクリア出来たら9割方完成です。
Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?
どこでもかしこも、きっかけに成り得ます。お風呂でも、夢の中でも、散歩中でも降ってくることはあります。
でもそれ自体は才能とかセンスとかではなくて、常にカメラのシャッターを構えるようなマインドだから気付けるものだと思っています。
Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?
僕の中では、VOCALOIDの歌姫=初音ミクだというのは小学生の頃からイメージそのまんまですし、今後も変わらないと思います。
Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
早くて3日〜2、3週間ほど。かかっても1ヶ月はかけないようにしたいです。
Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?
ほぼ全て、二次創作作品は楽しませていただいております。輪が広がると嬉しいので、僕の作品が起点になるのであればどんどん作ってください!
Q13:こだわりの機材はなにかありますか?
TAGOSTUDIO T3-01(ヘッドホン)が大好きです。18時間着けていても一切疲れない!音も良い!
Q14:ご自身の今後の展望などありますか?
ボカロの更なる発展に何らかの形で貢献したいなと思っています!まだまだ発展途上の身、もっと沢山の方を楽しい気持ちにさせられるように、沢山曲を書いていきたいです!
その上で、楽曲提供でのアオワイファイの名前を通じて、他ジャンルからボカロ、ボカロから他ジャンルといったそれぞれの文化に触れるきっかけになるなどしたら、もう超ハッピーです。
Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
いつも動画へのコメントやメッセージ、DJイベントや即売会でお声掛け頂きありがとうございます!
冗談抜きで、皆さんの暖かい応援が活動を続ける上で1番のガソリンになっています。ボカロ作品については、全てがそのガソリンを燃料にして制作したものになっています。(ニューアルバムもね!)
これからもどうぞよろしくお願いします!!!
Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容(告知等)はありますか?
11月19日に4年ぶり2ndアルバム「YOU KNOW!?」を発表しました!!!!!
是非是非是非是非!!!!!
※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります
いかがだったでしょうか。今後もこうした様々なクリエイターの皆様へのインタビューを通じて、普段の活動や投稿される作品への想い等お伺いさせていただき、クリエイター支援のきっかけにできるように頑張っていければと思っております。今後ともよろしくお願い致します
#157。いかがだったでしょうか?皆様にとって、少しでも気になる楽曲との出逢いに繋がれば幸いです。
いよいよ12月に突入してきました。12月も様々な投稿祭が盛りだくさんであるので、あっという間に1か月が終わるんだろうなぁ…と思います。皆様にとって、のこりわずかな2023年が充実した日々でありますように。と共に、体調には十分お気を付けください。
それではまた次回、#158でお逢いしましょう(`・ω・´)ゞ
エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド
キュレーター(選曲):毬栗楓
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