#159 2023年12月18日発行  発行者 ドロイド

【1】はじめに

 こんにちは、ドロイドです。早いもので12月も中旬。師走ではありますが、今週も元気に更新をしていきましょう!!!と心では言っていきたいですが…もう今年も残すところ2週間。今週も通常通りTimesを発行していきます。よろしくお願い致します。

 さて、今回の選曲者(キュレーター)は、朝李さんです。これはと思った楽曲らには、是非マイリス登録&いいねをお願いします。

【2】新作ピックアップ

 まずは、数多く曲数がupされる中で、新作をピックアップしてお届けします。

#1 花札しゃんしゃんせ。 / 結月ゆかり - 螟上?邨ゅo繧(#sm43117438)12月9日投稿

music:螟上?邨ゅo繧 https://twitter.com/yuumagurenooto
映像:残響室 https://twitter.com/_45978

※オルタナティブロックらしいかっこいいリズム隊の主張が曲の解像度を上げており、更に昭和チックな雰囲気の映像がより作品にのめり込ませる1作です。

#2 インフィニット・コンティニュー feat. 小春六花(#sm43130355)12月10日投稿

※ゲーム音らしいbit風の音が所々散りばめられた可愛らしいメロディと六花ちゃんの明るく前向きな声がより曲の諦めないぞという歌詞に説得力を持たせる、何度でも聴きたくなる楽曲

#3 びよーんど! / 初音ミク - ushiee -(#sm43124060)12月9日投稿

Music : ushiee https://twitter.com/ushieemusic
Illustrated : とけたせかい https://twitter.com/toketa_sekai

※壮大かつ明るいパレードのような曲調に乗せて贈る、音で彩る未来のその先へというメッセージの籠った1曲。いつまでもミクと未来を一緒に楽しもうという心意気を感じます。

如何だったでしょうか。是非マイリス登録&いいねを通じて応援をして頂けると幸いです。

【3】発掘!新人ボカロP

 初投稿から5作目までの投稿を対象に、主にルーキーの投稿をご紹介していく、発掘!新人ボカロPのコーナーになります。今回も厳選して、数名。ご紹介させて頂きます。

#01 眠々/初音ミク(#sm43118226)12月8日投稿

music:薄氷 https://twitter.com/usuraiP
illustration:莫莫Mp様 https://twitter.com/mpmpfish

※ナイトポップでオシャレなイントロ、シンプルだからこそ無駄がなく歌詞が直に伝わってくる、これから期待の新人さんです。夜、友の姿を思い出して聞いてみてください!

#02 水色スケール feat.初音ミク(#sm43118899)12月8日投稿

music:via https://twitter.com/via86104
illustration:友人j

※これぞ”初音ミクイメージソング”という1曲で、今までの16年を支えた様々なボカロ楽曲へのリスペクトや感謝、これから紡いでいく未来のP達への応援歌とも聞こえる初音ミクを愛しているが故の楽曲です!

#03 歩み - 重音テト SV(#sm43127048)12月10日投稿

※前向きになれない時、少し考えすぎた時に聞いて欲しい1曲。ただ歩くだけでいい、そう肯定してくれる歌詞に救われるかもしれません。

いかがだったでしょうか。飛躍、活躍が期待できる新人Pらをご紹介させて頂きました。もし知らない曲があった場合、楽曲に触れて頂き、新たに出てくる、新しいPの楽曲をいち早くチェックして、クリエイターを応援して頂けると幸いです。今回ご紹介している発掘Pは一例に過ぎません。これ以外にも素敵な楽曲が多岐に渡ってupされていますので、是非今回ご紹介した曲、ご紹介できなかった他のボカロ曲にもご注目下さい。

【4】Creater Interview
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この企画では、毎月放送しているボカロ見るラジオ♪のコーナーを誌面ベースにした内容となっております。各所で活躍されているクリエイターやこれから注目してほしいクリエイターまで、今注目してほしいクリエイターへのインタビューの模様をご紹介していきます。今回も4名をご紹介していきます。まずは、イラストレーターの「有るごん」さんです。

なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。


Creater Interview #87 有るごん
X(旧Twitter):https://twitter.com/saint_yohannes

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

有るごんという名で、主にpixivとTwitterで好きな作品の二次創作イラストを投稿しております。一年前に高校時代からの親友であるぼーろPから『ボーカロイドを使用した音楽活動を始めたいので映像をお願いしたい』と相談を受けた事をきっかけに、最近では動画制作も勉強しております。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

小学校低学年の頃、友人の兄から紹介されて辿り着きました。当時はまだ面白フラッシュやYouTubeを見ていたのですが、コメントが流れてくるシステムが非常に斬新だったのと、まだYouTubeにオタク向けの動画が少なかった事もあり、すっかりニコニコ動画一色の生活に変化したのを覚えています。

Q3:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

初めて出会った作品はcosMo@暴走Pの『初音ミクの消失』でした。それまでは人間の歌声しか聞いた事が無かったので、VOCALOID達の歌声は衝撃でした。また、歌声だけでなく楽曲の雰囲気自体も独特で、今まで聴いてきたどのJ-popやアニソンとも違う、全く新しい音楽のカテゴリが生まれたんだと実感しました。

Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

学生時代からしづさんの作成される動画作品に非常に憧れていました。あまりにもかっこよくてハイクオリティな作品に感化され、一時は動画制作にもチャレンジしましたが、当時は同人活動をしており、制作時間を捻出できずに挫折してしまいました…

ぼーろPと活動を始めた事で、挫折した動画制作に再びチャレンジするきっかけを掴めましたので、道のりは遠いですがいつかしづさんのクオリティに少しでも近づければと思います。

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

内容によりますが、一枚絵の場合は4日間程度です。

動画に関してもやはり内容にはよりますが、基本的にアニメーションやイラストを複数カット作成するので、2ヶ月程度かけています。土日に仕事が入りやすい期間だともう少しだけかかります。

Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

楽曲の内容、意味、テーマをしっかりと噛み砕き、一番合った展開や絵柄、演出を作る事を意識しています。基本的にぼーろPの楽曲は、日常的に覚えるやるせなさと、それでも頑張って生きていくぞ!という気持ちを扱っている作品が多く、たくさんの方に共感してもらいやすい内容となっていますので、その感情を増幅させる為の手助けとなれたら良いなと思っています。

また、映像的な面白さと斬新さを意識しています。動画を制作するにあたって、最初は『スタイリッシュな奴キメるぞ』と意気込んでいたんですが、作っていくうちに段々と、この展開じゃ普通すぎるな…と面白さを求め始めてしまいました。丁度そうなる頃にはぼーろPも似たような事を言い出して、『お互いの実写映像から始まって急にイラストに切り替わる演出がやりたい』とか『漫画みたいな動画にしたい』とか、私からの提案でもかなり好き放題やらせてもらいました。

Q7:絵を描くにあたって、こだわりの機材はなにかありますか?

機材自体には特に拘りはないです。

現在はiPadでMediBang Paintを使用しております。動画もMacで作成しているので描いた絵をホイホイAirDrop出来て作業環境としては非常に快適です。

Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?

自分の作品の二次創作はまだそこまでの域に至っていないので見ていない、というか遭遇した事がないですね(笑)自分自身も二次創作をきっかけに絵を描く事を学んだので、もし二次創作を描いてもらえたら幸甚の至りです。

Q9:絵師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

『感想を貰える事』が何よりもモチベーションとなっています。

面白さ、斬新さを意識して映像を作っておりますので、該当のシーンでツッコミを入れてもらったり、面白いと言ってくれるコメントを貰えた際は本当に嬉しかったです。

また、二次創作作品の話となってしまい大変申し訳ないのですが、『有るごんさんがきっかけで作品に興味を持ちました』と言って頂けた経験も糧になっています。

Q10: ご自身の今後の展望などありますか?

実はぼーろPから動画制作を担当して欲しいという話を持ちかけてもらった時、自分としても丁度オリジナルの創作活動を開始したいなぁと考えていた時期でした。長年二次創作を中心に活動してきた私にオリジナル作品を公開する勇気をくれたぼーろPに感謝しつつ、今後は動画制作と並行して一次創作にも力を入れていきたいです。


Q11:普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

作品へコメントをくださっている方、投稿した瞬間に楽しみにしていました!とポストしてくださる方等、本当に頭が上がらないよね…とぼーろPと毎回言い合っています。

もし興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら是非一度でも聴いてみてください!もちろん自分も動画制作、全力で担当致しましたが、何よりもぼーろPの楽曲に共感してもらえたらと思います。

Q12:その他、ご自身がお話してみたい内容(告知等)はありますか?

ぼーろPと同じ事を言っているかもしれないですが、時折ラジオ感覚でTwitterの spaceをやっています!暇過ぎて何もやる事ない時にでも覗きにきてくだされば幸いです。

 
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続いてはボカロPの「Konon」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

Creater Interview #88 Konon
X(旧Twitter):https://twitter.com/K_o_n_on
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/125440707

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

Kononと申します!投稿ごとにジャンルの異なる楽曲を投稿しています。

最近ではプロセカアカデミーに参加させていただいております。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

遡るは中学生の頃、友人がボーカロイドを布教してきた際にニコニコ動画の存在も知りました。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

中学生の頃より吹奏楽部で打楽器パートを担当していた流れで、ドラムを叩くようになり、自分も演奏してみた(叩いてみた)動画を上げてみたいと思ったことがきっかけでした。(高校生の頃)

時が経ちボーカロイド楽曲の制作を始めたタイミングでニコニコの存在を思い出し、「ボーカロイドと言えばニコニコ!」のイメージから現在もニコニコ動画に投稿を行うようになりました。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

上記の部分と被ってしまいますが、ボーカロイドとニコニコ動画の関係性によります。ユーザー数で見れば差はありますが、ボカコレをはじめとしてニコニコ動画ではボーカロイド音楽を盛り上げようという活気があり、楽曲投稿をする中でこの部分がYouTubeにない大きなアドバンテージだと思ったからです。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

またまた上記と被りますが、運営・ユーザー共にボーカロイド音楽を盛り上げようという活気があることが大きな強みだと考えています。

特に、ユーザー主体の投稿祭を運営が気軽に支援してくれるというプラットフォームは中々他では見ることができないと思っています。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

中学生の時に給食時の校内放送で初音ミクが流れたこと。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

sasakure.UK さん

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

メロディーからビートやコードを考えていくことが多いです。歌詞は曲ができてからあてていきます。ただ、歌詞によってアレンジを変えることは多いので最終的にはいったり来たりといった感じかもしれません。

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

作詞をする機会はあまり多くないため、今のところ自身の過去の経験・感情みたいな部分から作ることが多いです。

メロディーはアニメソングが好きなので、そういったところや、普段よく聞いているJazz・Fusionから影響を受けているかもしれません。

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

TOKYO6社から発売されている、小春六花、夏色花梨、花隈千冬です。(特に花隈千冬)

もともと、Wake Up, Girls!という声優ユニットが好きだったのですが、これら3キャラクターのボイスはこのユニットの青山吉能さん、高木美佑さん、奥野香耶さんが収録されているということで「これは!!使うしかない!!!」と思い使用し始めました。

特に奥野香耶さん(花隈千冬ボイス担当)の声質が好きだったため使用頻度は多い気がしています。テンションコード多めな楽曲に合いそうな気がしています。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

ほとんど毎回新たなジャンルにチャレンジすることもあり、1〜1.5か月かかることが多い気がしています。制作スピードを速くすることは自分の中で大きな課題だと思っています。

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

歌ってみたをはじめとする〇〇してみたコンテンツは良くチェックしています!

自分もドラムを叩いており、初めての動画投稿は【叩いてみた】動画でしたし(笑)

自分の楽曲のカバー動画(二次創作)作品はとても見てみたいのですが、今のところ観測できておらず.......もっと多くの方に見てもらえて・この曲をカバーしたいと思ってもらえるように頑張らなきゃな〜なんて思っています!

歌い手・楽器奏者のみなさん!!カバーお待ちしています!必要なデータは何でもお渡しします!!

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

機材好きなものでたくさんあります!

・DTM系

オーディオインターフェース:

Audient ID14 (mkll)

コスパがめちゃ良いと思います!ギター専用inputがあるのですが、低音の倍音が豊かなモッチリした音になって、Jazz・Fusionなどのような艶やかなギターサウンドには得に合う気がします!

ヘッドフォン:

TAGO STUDIO T3-01 木の木目がかっこいい!

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

作曲・ドラムの両面ともに成長し、楽曲提供やスタジオミュージシャン活動が本格的に行えるようになりたいです。

現在は会社員ですが、もともとは音楽(スタジオミュージシャン)で食べていきたかったのでこの夢を捨てきれない感じですね。

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

まずは聴いていただきありがとうございます。また、動画のコメントやXの引リツなどでコメントしていただける皆さん、本当に本当にありがとうございます。

これを機に聴いていただける人がいましたら、ぜひどんなコメントでも気軽に送っていただきたいです!

エゴサめちゃしづらいので #konon見て とか良ければ使ってみて下さい。め~~~ちゃくちゃチェックします👀👀👀

[もっとディープに]

正直、いいねとコメント(特にコメント)に救われています。再生数やカバー作品がないことから「自分の楽曲ってダメなのかな?」と思ってしまう瞬間があるのですが、そんな中でコメントをいただけると、あら不思議!みるみる力が湧いてくるではありませんか!

「すき」とかそんなリプでも、にやにやしながら喜ぶし、テンション上がってお菓子とか買いに行っちゃうと思います。こんな浅い感想なら送らない方がいいか...とセーブせずに、気軽に送ってもらえると嬉しいです!

Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?

スマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ」の企画である、プロセカアカデミーに参加しています!有名ボカロPから講義を受けて10名の生徒が楽曲を作成し、視聴者投票によって選ばれた楽曲がゲーム収録されるといったweb番組です。ぜひ投票よろしくお願いいたします!

【ボカロP・作曲家の皆さんへ】

ドラムの生録音・ドラム打ち込みができます。生録音は12ch以上のパラアウトで納品可能ですので、ぜひご検討ください!ご興味持っていただけましたらメールまたはXでご連絡ください。

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります

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次はイラストレーターの「夜瀬らう」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

Creater Interview #89 夜瀬らう
X(旧Twitter):https://twitter.com/yoruse_

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

フリーランスイラストレーターの夜瀬らうと申します。

SNSでは創作メインで、制服を着た青い子達のイラストをよく描いています。また、イラストレーターUZNo原案『食べたものに変身するサメ れおなるど』のデザイナーをしており、変身形態や商品デザインの担当をさせてもらっています。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

歌ってみた動画、踊ってみた動画、イラストMVの存在が気になりだした中学生の時にニコニコで見漁っていました。ネット文化の礎ですよね……!コメント見るのも当時は趣味のひとつでした。

Q3:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

ベタですが、やはり中学生の時にお昼の放送で流れた千本桜から意識し始めたきっかけだった気がします。

当時はめちゃくちゃ早口曲が流行っていたこともあり、どれだけ覚えて歌えるかみたいな勝負があったのも覚えています笑 

カゲロウプロジェクトやHoneyWorksのコンテンツ始動時期に出会ったためそこから10年たった今でも抜け出せてません!

Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

『イラストの仕事に携わってみたい!』と思ったきっかけでもあるHoneyWorksイラストレーターのヤマコさんです。

デジタルイラストを始めたのも中学生の時で、当時は絵柄もヤマコさんリスペクトしてました笑

ヤマコさんの描く男女の表情が感情移入してしまうくらい豊かで、情景を表現するのが本当にお上手なんです。

そして、HoneyWorks作品は私の青春の全てと言っても過言ではありません。

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

いつもSNSに投稿している作品はコンセプトが決まっているのと背景を描き込まないため構図案に時間をかけるくらいで、そこから完成まで3、4時間ほどで完成しているイメージです。

依頼絵に関しては描き込み量によって異なったり、それ以外にもそのイラストを描くための資料集めや、練習などといった思考の時間が入ってくるためかなり慎重になりがちです。

Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

『シンプルだけど目に留まる作品』を心がけて制作しています。

得意な色が青だったりポップめの色使いだったりするため、それを基盤に自分らしさを取り入れて機嫌を取りながら制作しているところもあります。

特に気をつけていることは構図です。

用途に合わせて見栄えが1番左右されるので、描き込むことよりも構図に1番力を入れています。

Q7:絵を描くにあたって、こだわりの機材はなにかありますか?

iPadですかね……。今まで板タブ、液タブも使ってきたことがあるのですが、描き味、持ち運びやすさ、色味、直感的どれをとっても私にとってピカイチです。

これ1台で仕事ができるので、気軽に実家に帰れるところが魅力的です!!

Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?

もちろんです!必ず確認次第リポストいいねリプをつけて回っています。

愛されているんだなという感じがしてとても嬉しいです。

Xのbio欄にFAタグがありますので、みなさんの青髪ちゃんたちお待ちしております!

Q9:絵師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

やっぱり『夜瀬さんの絵だから頼みたい』と言われるときですかね……努力したことが報われているんだという瞬間です。イラストが描けるからお願いされるのとその人だからでは全く意味合いが違ってくるじゃないですか。

活動していく中でネガティブになったりすることや葛藤する時があるので、間違っていなかったんだなって思わせてくれます。あとは、依頼者さんが大事に使ってくれてて、たくさんの人に褒めちぎられてるのを見るとほくほくします。

Q10: ご自身の今後の展望などありますか?

MVイラストに携わり続けたいと思うのと、VTuberさんやボカロ公式案件をもらうことが目標です!

少し考えていることは青以外も載せていこうかなということです。

あと、もっと有名になります!

Q11:普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

日常を過ごす中で、作品を見て少しでも心が動いてくれたらなと思います。

私の色使いが好き!と思ってくれるような作品を作っていきたいです。

ずっと見守ってくれている方には感謝しかありません。絵を載せ始めた時期から迷走していた時期も作品に嬉しい反応してくれてありがとう。そのひとつの反応が私の心の支えになっています。

これからも見守っていてくれたらと思います!

Q12:その他、ご自身がお話してみたい内容(告知等)はありますか?

12月3日に東京ビッグサイトで開催されるコミティア146に参加します!

146新刊、145で頒布したイラスト本、グッズなど持っていきます。

既刊のイラスト本は、昔と今とで全くちがう青髪ちゃんたちを1冊で楽しめる軌跡本となっていますのでまだお手に取っていない方はぜひ!また、お品書き、事前告知、当日状況などの最新情報はXにて発信する予定ですのでよろしくお願いいたします。会場でお待ちしております!

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります

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最後はボカロPの「manika」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

Creater Interview #90 manika
X(旧Twitter):https://twitter.com/ma_ni_ka_
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/65852178

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

manikaという名前で2017年からボカロPとして活動をしています。ダークな歌詞と幅広い作風を得意とし、様々なコンピアルバムへの参加や歌い手への楽曲提供を経て、これまでに多数のアルバムを自主製作してます。代表作は「レクデンシー」です。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

2014年頃にパソコンを買い与えられ、ニコニコ動画を知りました。(当時はゲーム実況を見てた。)

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

2016年にヒトリエと出会い、そこでwowakaさんの存在を知り、自分もボカロPになりたいと思いニコニコ動画への投稿を始めました。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

ボカロといえばニコニコ動画という認識が強かったので、自然と投稿するようになりました。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

ボカロ作品というだけで一定数は聞いてくれるということが、初めての投稿でも臆することなく継続出来る要素かなと思います。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

上記の通り、ヒトリエ経由でwowakaさんを知り、初音ミクと出会いました。楽器屋さんで仲の良かった店員からおススメされて初音ミクを手に取りました。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

wowakaさんが僕にとっての神様です。彼が居なければ音楽を作っていませんでした。

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

曲の頭(イントロ)から作り、そのままAメロやBメロ、サビへと作ります。キャッチーなメロディーを思いついたら、耳馴染みの良い言葉をそのまま当て嵌めて書くので作詞も作曲も同時進行で進めています。

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

実体験やそれらに基づく思想が殆どです。過去の引き出しから引っ張ってくることが多いです。

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

ボカロPを始めた時から傍にいる初音ミクが相棒です。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

最短が10時間、最長が2年です。

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

新しい着眼点や解釈が得られるのでとても有難い存在だと思っています。自分の作品の二次創作を見るたびに多くの人に刺さる作品を作れたと思えるので嬉しいです。

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

最近手に入れたギターです。僕の好きな赤色でモチベーションも上がるし、弾いてて楽しい事が楽曲制作へダイレクトに繋がることが嬉しいです。

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

末永く愛されるような活動を続けていきたいと思っています。

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

楽しい時は勿論、悲しい時や辛い時に傍で支えられるような音楽を作っていますので、そういった時に思い出して思い出して聞いてもらえると嬉しいです。

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


いかがだったでしょうか。今後もこうした様々なクリエイターの皆様へのインタビューを通じて、普段の活動や投稿される作品への想い等お伺いさせていただき、クリエイター支援のきっかけにできるように頑張っていければと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

【5】最後に

 #159。いかがだったでしょうか?皆様にとって、少しでも気になる楽曲との出逢いに繋がれば幸いです。

 さて、12月も中旬に迫ってきておりますが、Timesとしましては、年内は12月25日発行号まで更新をしていきます。次回は年内最後の更新となります。次週もお楽しみに。Times今後も頑張ります。引き続きよろしくお願い致します。


 それではまた次回、#160でお逢いしましょう(`・ω・´)ゞ

エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド
キュレーター(選曲):朝李