#212 2025年5月20日発行 発行者 ドロイド
こんにちは、ドロイドです。10月までの更新となりましたTimesですが、今回は久々にインタビュー企画となります。久々の始動となります。今後もちょこちょことインタビュー掲載を行います。また、今まで動画公開をしてきたインタビューに関しましても、少々変更を加えて10月まで駆け抜けます。詳細は、後日ご案内させていただきます。
この企画では、毎月放送しているボカロ見るラジオ♪のコーナーを誌面ベースにした内容となっております。各所で活躍されているクリエイターやこれから注目してほしいクリエイターまで、今注目してほしいクリエイターへのインタビューの模様をご紹介していきます。今回は3名のクリエイターをご紹介いたします。
まずは演奏者の「TPかろん」さんです。

X:https://x.com/Tpcurekaron
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/18214833
Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
TPかろん 楽器が躍動するサウンドで作曲やカバー動画、ゲーム実況を作っております 最近はVtuberとしての活動を考え、準備中です
Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
中3の時に友達から教えてもらった「けいおん改」という動画
Q3: ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
ものを作るのが好きなので、高1の時に当時でも何か作れるものを...と思い歌ってみたの2次創作の合唱動画を作りましたね...
Q4:(投稿している場合)YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
当時はニコニコの方がボカロなどの文化が強かったので...
Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
広告などで伸びる可能性がある
Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
ニコニコ動画を見ていたら自然と出会ってました
Q7: 憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
ボカロP:ナナホシ管弦楽団
アーティスト:ずっと真夜中でいいのに。
Q8:演奏収録を行うに当たっての制作期間を教えて下さい。
作曲:1ヶ月 カバー:2週間
Q9:いつもどうやって収録をしてますか?
いつでも録れるよう全て机周りに出したままです
Q10:こだわりの機材はなにかありますか?
特にないですが、国産メーカーを選ぶことが多いです
Q11: 演奏を行う際に大切にしている心構えはありますか?
自分だけのサウンドを作る
Q12: ご自身の今後の展望はありますか?
VtuberとしてYoutubeアカウントの作り直し
Q12:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
楽器が躍動する世界に一つだけのコンテンツを作り続けます
Q13:その他、ご自身がお話してみたい内容 (告知等) はありますか?
Vtuberの準備頑張ります!
※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります
つづいては、ボカロPの「豆カカオ」さんです。

X:https://x.com/Mamekakao_ch
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/54395199
Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
豆カカオと申します!ニコニコ動画・YouTubeで初音ミクを中心としたVOCALOID(広義)を用いた楽曲を投稿しています。
Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
小学生の頃にYouTubeに転載されているコメントが流れてくる動画を見て、これは一体なんなのだと辿ったらニコニコ動画に出会いました。
Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
元々自分はYouTubeをメインのプラットフォームとしていたのですが、ボカロ楽曲といえばニコニコのイメージが強いな…と考え、ニコニコにも投稿しました。
Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
YouTubeをよく見ている層とは違ったユーモアを持つ人達が集まっている印象があったので、幅広い視聴者層を獲得するためにニコニコ動画にも投稿をしようと思いました。またニコニコ動画とボカロは相性が良く、YouTubeだけに留まるのはもったいないと感じたからです。
Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
作品の見つけやすさが他のプラットフォームよりも高いところが強いと思います。タグ検索やランキング、ボカコレアプリなど多種多様な手段で楽曲を見つけることが出来ます。また定期的に投稿祭をしているので楽曲を投稿するきっかけが多いのもメリットだと思います。
Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
小学生3年生の頃に姉から唐突にMP3プレーヤーを渡され、そこに入っていた「ハウトゥー世界征服」という曲を聴いてVOCALOIDに出会いました。それまで音楽に触れてこなかったので、ひよこが初めて見たものを親だと思い込むように、自分もVOCALOIDが1番素晴らしい音楽だと思い込み、そこからVOCALOIDにのめり込んでいきました。
Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
しゃいとさんというボカロPの「未完成讃歌」という楽曲が大好きです!この曲を聴いて「自分も何か作らなくちゃ…!」と思い作曲を始めました。しゃいとさんの楽曲にはとても影響を受けております。
Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?
作曲は隙間時間に何となく四小節程のメロディーを頭に浮かべて口笛を録音してメモし、その四小節をパソコンに打ち込んでそこから何となく広げていく形で行っています。作詞はお風呂や通学中に考えたり、普段から溜めてる韻リストを参照したりして行っています。
Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?
最近ではPCで出来るノベルゲー・フリーホラーゲームのストーリーからインスピレーションを得ています。他の媒体では出来ないようなゴアな表現や、ゲームならではのストーリー展開が大好きで、これを曲の中に落とし込もうと画策しています。
Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?
初音ミク!…と言いたいですが、やはりいちばん思い入れがあるのは東北きりたんというキャラクターです。自分が作曲を始める前から使用していたVOICEROIDなので、特別な想いがあります。
Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
作品によってマチマチですが、平均したら1ヶ月程度です。まだ作曲を始めて日も浅い方だとは思うので、これから徐々に制作スピードを上げていきたいと思っています。
Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?
いつもエゴサーチを行っているのでほとんどの二次創作作品に目を通しています。今まで自分は二次創作を享受する側だったので、いざ自分の作品が二次創作される側になると不思議な感覚です。ですがもちろんとても嬉しいです!
Q13:こだわりの機材はなにかありますか?
機材にはあまりこだわりはありません。ギターやオーディオインターフェースは父のお下がりで、スピーカー・MIDIキーボードに関しては持っていません。そろそろ機材にもこだわりたいと思ってはいます。
Q14:ご自身の今後の展望などありますか?
ありがたいことに作品をたくさんの人に見てもらえるようになってきたので、次はプロセカNEXTなどの楽曲公募に採用され、自分の作曲スキルを確固たるものにしていきたいと思っています。
Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
いつも応援していただきありがとうございます!!!
自分の楽曲を好きだと言ってくれる人たちのおかげで楽しく作曲することができています!これからもたくさん楽曲をお届け出来るように頑張るので、どうか見捨てないでください!
Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?
5/24にRun up Vocalizeというイベントの後夜祭にてDJをやります。イベント限定で自作Remixを流したりするので、興味のある方はぜひお越しください!
※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります
最後は、ボカロPの「zensen」さんです。

X:https://x.com/akisame9_nsx
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/39773071
Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
ボカロPのzensenと申します。2019年の初回 #ESP_Japan に遊びに行ってからElectroSwingを中心としたDJ活動を始め、2021年より作曲活動を開始しました。
現在はエレクトロスウィングを軸にVOCALOID / Remix /オリジナル楽曲を制作中です
最近の活動としてはVOCALOID、ダンスミュージックを中心にリリースするButler Serviceというレーベル(現状ユニットのようなもの)を立ち上げ、クラブイベントの主催と新規コンピレーションアルバム「Candy Butler」をリリースしました。
Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
ほぼ覚えていませんが2010年、中学一年生の頃からインターネットに触れ始め、アニメや東方、ボカロ文化に触れるうちに自然にニコニコを視聴するようになっていた記憶です。
東方の二次創作や公式からアップされているアニメをニコニコで視聴していた思い出があります。
Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
初めて投稿したのは実は東方の二次創作で、もう残っていませんがいわゆる「描いてみた」を拙いながらに投稿していました。その頃はカルチャーがニコニコにありましたし、その時の流れでボカロPを始める際にニコニコにも投稿しようと自然に思いました。
Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
ニコニコ動画を見て育ったのでその時の流れでニコニコ動画にも投稿せねば…という思いがあります
Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
正直なところ、2025年現在ではあまりメリットを感じていません、、
強いていうなれば、現在でもニコニコ動画しか見ない!という方も少なからずいますのでそういう人たちにも楽曲を聞いて頂ける点です
Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
中学生の頃、アニメや東方を知る流れでカルチャーの一つにVOCALOIDがあることを知りました。最初期に知った曲はヤスオPさんの「えれくとりっく・えんじぇぅ」です 今でも好きな楽曲のひとつです
Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
VOCALOIDでいくと同じジャンルの「ヒアソビ」を作られているかめりあさん
唯一無二の世界観を持って活動されているきくおさん
VOCALOID以外だとElectro SwingアーティストのCaravan Palace、Jamie Berry、Piskといったアーティストが憧れというかお手本にしているアーティストです
Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?
トラック制作→作詞作曲を同時に という流れです
Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?
好きな楽曲からインスピレーションを受けることがほとんどです。自分一人では楽曲は作れません
Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?
可不ちゃんは初期の頃よく使っていましたし今でも使用するので思い入れがあります。
また、符色はVOCALOID公式からデモソングをご依頼頂いて制作したライブラリでもあるのでかなり思い入れがあります
Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
およそ1週間程度です。
Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?
結構チェックしています!ダンスミュージックを制作しているため特に踊ってみたやMMDは嬉しくよく見ています
Q13:こだわりの機材はなにかありますか?
機材にこだわりは特にありません。割とどんな環境でも制作可能です
Q14:ご自身の今後の展望などありますか?
Electro Swingシーンを伸ばしていくとともに、zensen個人のアーティストとしても、楽曲を提供する作家としても活動していきたいです
Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
踊りたい皆様へおすすめです
Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?
4月末にリリースしたElectro Swingコンピレーションアルバム『Candy Butler』はwotakuさんを迎えど~ぱみん、zensenの3名で制作した渾身のアルバムになっています
新曲もかなり入っているので是非チェックしてください
※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります
いかがだったでしょうか。今後もこうした様々なクリエイターの皆様へのインタビューを通じて、普段の活動や投稿される作品への想い等お伺いさせていただき、クリエイター支援のきっかけにできるように頑張っていければと思っております。今後ともよろしくお願い致します。
#210。いかがだったでしょうか?
それではまた次回、#213でお逢いしましょう。
エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド