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こんにちは、大井昌和です。
昨日はペン入れ中にテンションがあがらず、突発的にやった会員限定放送に意外にもお集まりいただきありがとうございました。
おかげさまで順調にペン入れができ、その後のネームもしっかり完成することもできました!
さて今回は「ゲーム的リアリズム;漫画における絵画表現」というものについて語って行きたいと思います。
これは自分の中にかなり昔からある考えではあったものの、共通認識ではないとおもっていたものでした。が、スタッフさんに絵の仕上げの指示をする中で意外に伝わったことに、自分自身少し驚いたことに端を発しております。
よく言われるお上手な絵を表す言葉に「デッサンがあっている」という言葉があります。昨今は一般の人でも聞いたことがあるでしょう。
ここで言う「デッサン」とは何を示しているのでしょうか?
それは「形の正確性」を表しています。
例えば「現実的リアリズム」
例えば「製図的正確性」です。
ではこの文章を書いている漫画家大井昌和の絵は、この二つが当てはまるでしょうか?
答えは、「当てはまらない」です。
しかしながら自分の絵は、商品として成り立つレベルだと考えています。
それはどういうことでしょうか?
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