こんにちは。和田です。

アメリカが台湾を国家として認めました。

米国国防相が2019年の
「インド太平洋戦略報告」を発表しました。
その30ページに及ぶ報告書には、
「台湾を国」として認めるとありました。
この事実がどれだけ重いか?

日本のメディアが無反応なので、簡単に説明します。

これまでアメリカは中華人民共和国をチャイナとして、
唯一の国家として認めていたのです。
台湾は中国の一部であるかは明言を避け、
台湾とは正式には国交を行なっていなかったのです。
これは日本と同様です。

あの人権蹂躙国家である中国に続き、
北朝鮮ですら国連加盟国なのですが、
台湾は米国にすら国家として認められてない以上、
台湾はもちろん国連にも加盟できていません。

米中間では、シナ大陸唯一の国家は
中華人民共和国であったのです。

中華人民共和国が唯一のチャイナだったのです。

それがですよ、今回米国が台湾を国家として認める。

ということは、中華人民共和国の
「核心的権益」を失うことになります。

これは、当然、中国
(ここでは、中華人民共和国の略)は、
メンツを潰されたことにもなりますし、
ズバリいうと、全面戦争に突入することが
(ある意味で)決まったようなものです。

刻々と進む米中衝突ですが、
どのように進むのか?

ぶっちゃけ誰もわかりません。
クラウゼヴィッツでいうところの
「戦場の霧」があるからです。

しかし、奥山真司先生は、
2018年秋に米中衝突をCD化したように、
ある程度、大枠を分析してきたので
今後のモデルも示しました。

アメリカはどうするのか?
中国はどうするのか?
日本はどうするのか?

いろんな角度からこの衝突を考えて行きましょう。

スマホで聞けるダウンロード音声があります。
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(和田 憲治)