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■What obsessive-compulsive phone checking is doing to your brain
By Barbara McMahon
http://www.thetimes.co.uk/tto/life/article4500840.ece
『The Times』(2015/07/30)
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おくやま です。
本メルマガのメインテーマは国際政治の情勢や戦略、
そして地政学というところにあるわけですが、
そのサブテーマとしてあるのが、テクノロジーと人間の関係。
今回ご紹介する記事は、まさにわれわれの最も身近にある
携帯電話というテクノロジーが、
人間にどのような影響を及ぼしているのかという話です。
結論からいえば、携帯電話、とりわけスマホは
常にチェックしていないと不安になるような心理的な依存症を
(とくに若年層に)発生させており、この根本的な治療法はない、
というものです。
とくに説得力があるのは、この記事の実験の中で、
マルチタスクをさせたとき(テレビ見ながら携帯みて、本を読むなど)に
脳の血流が集中する場所がいちいち変わる様子を説明しているところで、
表面上はいくつもの仕事を同時にこなせているように見えるひとでも、
実は脳みその中が大忙しでじっくり集中できていない
ことを説明しているところでした。
私などは携帯が普及しはじめたのが大学を出てからくらいなので、
個人的にはそれほど依存しておらず、
たまに忘れて出て一日中携帯なしでも困らないくらいなのですが・・・
人間はテクノロジーを生み出しますが、
それによって人間自身も変化しております。
今後これまで以上にスマホが進化した時、
われわれの社会や生活そのものはどのように変わっていくのでしょうか・・・
この答えはまだ誰にもわからないと思います。
ただ一つ言えることは、人間はスマホと融合することによって
「サイボーク」化しつつある、ということです。
( おくやま )
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■-編集後記-(和田)-----------------------------------■
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日中携帯電話が気になる人は多いですね。
メールだけでなく、facebookやtwitter、LINEと集中できません。
仕事や自分に有益な情報がきていればまだいいのですが、
ほとんどはジャンクです。
人間の脳は2つ以上は追えない。
なるほど、学生時代、音楽聞きながら勉強していましたが、
集中モードになるとうるさくなり、切っていました。
脳は同時に2つのことをやると
能力が十分に発揮できなくなるというのが
再度この記事で思い起こされました。
わたしなりに、「戦略の階層」をつくっていますが、
自分に必要のないものを外していかないと
自分の「戦略の階層」は実現できません。
要するに時間や相手を制限して、自分の成果をだせるものを
選ぶようにしないといけないと思います。
LINEなんかに気をとられると、
こもってじっくり積み上げていく累積戦略なんて
絶対できないですしね。
このブロマガがみなさんにとっての
ジャンクでないことを祈ります・・・(苦)
( 和田 / https://twitter.com/media_otb )
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