近況報告コラム「東奔西走」第67
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皆が酒席を囲んでいる。刀剣男士たち、歴史上の人物たち、舞台スタッフたち。慶長熊本特命調査の任務を無事に終えた労をねぎらいながら。
刀剣男士たちが、任務を支えてくれた舞台スタッフの席を盃を手に回っている。大村純忠と有馬晴信が余興で場を盛り上げ、篭手切江と獅子王が彼らと一緒になって賑やかに踊る。講談師の山緑さんが名調子でそれを盛り上げる。にっかり青江が酒で頬を赤く染め、亀甲貞宗が服を脱ぎ始め、山姥切長義はお茶を飲みながら微笑んでいる。地蔵行平と古今伝授の太刀はふたりでなにやら話し込んでいる様子。積もる話があるのだろう。細川忠興とガラシャの夫妻は、目を細めながら楽しそうにする皆を眺めている。宴も