『myFC パワーチャージャー』と名前を聞いてピンと来なくとも、「水でスマホを充電するアレ」と聞けば、アッと思い出す読者は多いはず! TABROIDで何度も取り上げましたよね。
実はそのmyFC パワーチャージャー(以下:myFC)をお借りすることができたので、その利用からアレコメも含めて、私 ハワイアン(無知だから書く担当)とワタナベ(豊富な科学知識担当)の二人でフォトレビューをお届けしたいと思います。
前代未聞の化学の世界へ、ご招待~♪
外観
myFCの中身は↑の通り。本体のバッテリー、水と反応して電気を生み出す水素パック、そして電気を移す各種アダプタケーブルですね。
myFCは、ちょうどiPhone 5cと同じくらいの大きさ。例えば山岳地に持っていくには、問題ない大きさでしょう。
電気をつくろう!
さっそく電気をつくりたいと思います!(興奮)
myFCは主に2つのパートから構成されています。電気生成の主役は、下部ですよ。
まず水をいれます。
10cc程度ですが、ペットボトルの蓋×2杯が目安です。少な!
そして、もう片方に同梱の水素パックをセットします。
これで準備OK!
上部と下部をハメ合わせれば、発電が自動で始まります。
ちなみに発電中は、myFCが熱を帯びます。(ビックリ!) それとニオイも発します。中ではトンデモナイ化学変化が起きているのでしょう...
環境によっては高熱になるので触れるのはNG。あと、安定した場所に置きたいですね。
スマホを充電しよう
TABROIDが試した場合、2時間で電気生成が終了しました。
さあ、いよいよスマホを充電する時が来た! 手塩にかけて育てた娘を、嫁に出す気分です...(ドキドキ)
バッテリー空っぽのエクスぺリアが... きたーーーーー!
きたーーーーーー!
きたーーーーーー!
プラグに挿せば簡単にできる充電も、水からできた電気となれば感動もひとしおです!
myFCが空っぽになるまで充電したところ、エクスぺリアが半分充電できました。
水素パック一つ(と水チョッピリ)で、大体750mAhくらいなのかな? 外部環境によって多少の差異はあるかもしれませんが。
充電後の水はどうなった?
ここでちょっと好奇心。充電し終わった後、いれた水はどうなってるんでしょう? 開けて確認してみると...
わお! 蒸発しちゃってる!
化学のことはサッパリですが、電気をつくるときの養分になったのですね...
わが身を犠牲にしてくれた水さん、キミのことは忘れないよ。だって、オレも社会とか色々なモノの養分になってるんだから...
25,200円という価格を考慮すれば、実用性というより趣味用としての趣が強いでしょうか。しかし逆に言うなら、例えば 滅多に使わないキャンプ道具を揃えちゃうような方には堪らない魅力があるはずです。
あの携帯コンロで淹れたコーヒーって、なんであんなに美味しいんでしょう...
とまあついつい雰囲気で買っちゃいそうのは、私のことなのですが(笑)。
(伊藤ハワイアン耕平)