先週の「ネットのサービスと最新テレビ事情」というテーマに引き続き、映像に関連する用語を紹介していったこの一週間。画面サイズの読み方やテレビに差し込む端子の種類など、新生活や買い替えにも役立つ情報をまとめてみましょう。
これでよくわかるぞ「画面のサイズ」
解説記事: 画面サイズのインチ表記ってどう読めばいいの?
普段あまり馴染みのない「インチ」で表記される画面サイズ。でもスマホやタブレット、テレビやパソコンであっても、「対角線の長さをインチ(1インチ=2.54センチ)で表す」ということさえ理解しておけばひとまずOKです。縦横比などの細かい話は解説記事でどうぞ。
動きの滑らかさ「フレームレート」
解説記事: 動画のコマ数「フレームレート」ってな〜に?
動画は1秒あたりに表示されるコマ数(フレーム数)が多いほど動きが滑らかに見えます。このフレームの多さを「フレームレート」といい、単位は「fps(フレーム毎秒)」です。一般的なテレビの映像は、30fpsの滑らかさで動いていますよ。
テレビに周辺機器をつなぐ「HDMI端子」を知ろう
録画デッキやゲーム機、そして後述するセットトップボックスなど、テレビに周辺機器を接続する規格として現在主流なのが「HDMI」と呼ばれる台形の端子です。一般的なテレビの背面などに見られるタイプAと呼ばれる端子のほかに、タイプB〜タイプEといった形状があり、同じHDMIでも5種類の差し込み口があることになります。購入時には注意したいですね。
ネット時代の多彩な「セットトップボックス」
以前は衛星放送やケーブルテレビの受信機器が主に「セットトップボックス(STB)」と呼ばれていましたが、テレビもネットに繋ぐスタイルが浸透してきたことで、様々な種類のものが誕生してきていますね。アップルの「Apple TV」のような小型STBや、グーグルの「クロームキャスト(Chromecast)」のようにHDMI端子に差し込むスティック状のものまでカタチも変化してきています。いずれもネットに接続してYouTubeやオンデマンド動画などを楽しめますよ。
スマホやタブレットに限らず、テレビなどの家電やAV機器にもネット接続が不可欠となる時代が来ているようですね。大画面、携帯性、それぞれの長所をしっかり理解して活用していきたいものです。
それでは来週も一週間、スマートに!
ナビゲーター: 渡邊ちこ(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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