春といえば新学期、新入学のシーズン。この時期お子さんにスマホをおねだりされている親御さんも多いのではないでしょうか。それぞれの ご家庭で携帯電話についての方針は違うと思いますが、この機会に各キャリアのキッズ向けスマホ・ケータイの主要な機能を知っておきましょう。
キッズケータイの肝は「防犯・セキュリティ」
まずは 主要キャリアのキッズ向け端末を確認してみると、大手3キャリアとも位置情報での安否確認や防犯ブザー機能のついたモデルがラインアップされているのがわかります。加えてドコモとauではキッズ向けのスマホ端末も用意されていますね。
子ども本人の身の安全はもちろんのこと、現在ではSNSなどのネットでのトラブルや、スマホの使いすぎによる弊害が問題になるケースが多いですよね。
従来のキッズ向け携帯電話は機能・通信通話先を制限したシンプル端末が多かったのですが、最近のキッズ向けスマホはミッドレンジ級の性能を持たせながらアプリのインストール制限、利用できる時間帯を制限するといったソフトウェア的な制限をかける傾向。
スマホに限らず、子どもによる情報機器の利用を保護者が制限する取り組みは「ペアレンタルコントロール」と呼ばれています。
親子でルールを決めれば普通のスマホでもOKかも
機械的なペアレンタルコントロールで子どもがスマホでできることを制限するのが、上記のキッズ向けスマホ。しかし「家庭できちんとスマホ利用ルールを作ることで、通常のスマホでも安全に使わせられる」という考え方もありますよね。以下の関連記事が、そうした取り組みのヒントになるでしょう。
シニア向けスマホの話でも触れましたが、いずれ通常のスマホ端末に乗り換える可能性がある場合には特定世代向けに制限されたモデルを選択するメリットは少ないかもしれません。特にデジタルネイティブ世代である現代の子どもたちは、必然的に親世代よりもスマホを使いこなしてしまうと思われますものね。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
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