年金法案を国会に出す出さないが話題になっています。
今回の年金法案は、100年安心と言った2004年の年金改革が、それからわずか20年で、「制度は破綻していない」ものの年金額がこれからどんどん小さくなり、これでは年金生活は破綻するといった状況になったために必要となったものです。
だからこそ、ここで年金制度を抜本的に改革すべきです。
しかし、そのためには与野党を超えて政治が動かなくてはなりません。
厚労省に抜本改革をやれと言ってもできません。
今回の法案は、結局、政治が動かないため、厚労省ができることをやろうとするものです。
その内容は、年金額、特に基礎年金の金額を維持するために、毎年、消費税1%程度の税金を投入して、基礎年金を支えようとするものです。
しかし、ただ税金を年金に投入しますというわけにもいきません。
基礎年金には二分の一の国庫負担を入れるということになっているので、厚生年金の積