私は、初当選の頃から入管に関する問題を取り上げてきたので、以前にも入管の現場を見てきていますが、最近の状況も見ておこうと先日、東京入管(正式には東京出入国在留管理局)を視察しました。
東京入管は、かつて大手町合同庁舎内及び北区西が丘(退去強制部門)に所在していましたが、審査事務室・待合スペース、収容施設が手狭になり、東京税関のお台場移転に伴い、2003年、品川埠頭内の跡地に新しく建てられました。
小菅の東京拘置所と同じ設計者による建物で、真上から見ると+字型であるところなどがよく似ています。
現在、本局と3つの支局(横浜、羽田空港、成田空港)と12の出張所体制です。
横浜支局は、私が法務副大臣の時に関わり、当時の松本純代議士にご尽力をいただいて収容施設などが大幅に拡充された単独庁舎への新営・移転にこぎつけた経緯があります。
東京入管管内の在留外国人数は186万人と、全国の在留外国人数377