TOYラジからのお知らせ
【№39】スケールモデル祭り2023エントリー作品紹介【スケモ祭】
「スケールモデル祭り2023」エントリー作品をご紹介します。
モデラーネーム:ヘルニアン
作品タイトル:蟷螂の斧と泥より出でし蓮
使用キット:フジミ 自由研究23EX-2 いきもの編 オオカマキリ 特別仕様(クリアーグリーン)
製作コメント:
今年気になった言葉をそのまま作品にしました。
蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
蓮は泥より出でて泥に染まらず
蓮といえば極楽浄土、華やかに塗りたいと思い、
カマキリもなるべく明るめな配色としました。
薄いグレーの上に黄色を重ねると、グレーの青みと混ざって黄緑っぽくなります。
緑はハイライト的にちょっとだけ塗りました。
結果的に生き物らしいグラデーションになったと思います。
今回使用したキットは可動もあり楽しめるキットですが、少しだけ工作をしました。
①触覚をプラ棒差し替えでより細く
②鎌の関節をパテで埋めて生物っぽく
③後ろ足4本の根本が可動用の軟質パーツのため、塗装できるようにパテでコーティング
④羽を薄くし生物感を増すために、自作の羽に置き換え
羽と蓮はアメリカンフラワーで作成しています。
詳しくは宇田川誉仁 (うだがわ・やすひと) さんの著作
「機械昆虫制作の全て 進化し続けるメカニカルミュータントたち」(出版:ホビージャパン)を参照ください。
図書館でたまたま出会い、その後購入して熟読しました。
今年は今までの作風と違う新しいテイストとなったと思います。
作品は実家の玄関に飾りました。飾った翌日、母より「触覚折れちゃった♪」とのこと。
お正月に直しに実家に帰ろうと思います。
ちょっと新しいことに挑戦できて、新年の模型初めも決まった今年のスケールモデル祭でした。
こちらの作品のすべての写真は動画にてご紹介しております↓
2024年1月27日配信「スケールモデル祭り2023おひろめ放送」はこちら↓
「スケールモデル祭り2022」のアーカイブはこちら↓