このところ、新刊書き下ろし小冊子「美しい記憶」の原稿を書き続けている。
 
 これまで「すべての始まり」や、このブロマガ連載で、たくさんの文章を書いてきたけれど、今回新たに書き下ろしの文章を執筆しながら、まだまだ書きたいことがあり、伝えたいことが浮かび、書いているうちにまた新たな発見があることに驚いている。
 
 その理由については「美しい記憶」でも触れているが、ひとつは常に今、Xに新しいことが生じていて、未来へ向かって変化していること、そしてもうひとつは、僕自身のXに対する認識や、過去の記憶に対する理解が、少しずつ変わっていくからだ。
 
 僕自身のXに対する認識や、過去の記憶に対する理解が変わっていく原因の多くは、外部からもたらされる情報だ。