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人生ってなんだろう。
人生は短い、とよく言われるけれど、小学生の頃を思い出すとむしろ人生の長さを感じる。
では人生は長いのかというと、人生を通して何かを成し遂げようと考えると決して長くないとも感じる。
そもそも人生という意識を強く持つ人もいれば、あまり意識しない人もいる。
けれど、いつまでも続くような気がしている人生の終わりをある日突然告げられたら、人生を意識しない人はいないだろう。
だからだろうか、人生という言葉にはどこか生きていることの厳しさや哀しみを感じる。
小学生の頃から人生について真剣に考えていた僕が、YOSHIKIの人生をリアルに意識したのは1990年の夏、「ART OF LIFE」のデモ音源を二人だけで創っている時だった。
「ART OF LIFE」はYOSHIKIの人生がそのまま音になっていたからだ。
「ART OF LIFE」の制作を通して、僕はYOSHIKIの人生を感じ、その人生について考えるようになっていった。
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