1週間前の5月2日、僕は一日「hideとの時間」を過ごした。

 黙祷の時間に合わせて訪れた三浦霊園では、穏やかに晴れた清々しい空の下、hideと心の中で会話することができた。

 お墓の花があまりに綺麗なので、写真を撮ってSNSに投稿した。

 コロナ禍を除けば毎年訪れているけれど、やはり黙祷と共にゆっくりhideちゃんと話すと落ち着く。

 そうして、毎年少しずつ変わっていく「目に見えない何か」を確かに感じる。



 今年はその後、神奈川県民ホールで観たhide with Spread Beaverのワンマンライブのステージに、その「目に見えない何か」が今年、大きく変わったことを実感した。