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なあ、
いったい、人間って何人いるんだ?
この世を去っていった人もすべて含めると
無数だ
数えきれないよ
その人間 全員に
その人間 全員に
日々の暮らしがあって
悩みがあって 喜びがあって
絶望があって 幸せのひとときがある
オレたちは
オレたちは
数えきれない無数の人生を
ほとんど知らないまま
死んでいく
不思議だよ
生まれた時から「自分」を意識していて
不思議だよ
生まれた時から「自分」を意識していて
「自分」だけが味方だし 頼りなはずなのに
会ったこともない「自分」じゃない人のことを
好きになったり
好きになったり
尊敬したりする
「その人」の想いや感覚から生まれた雫を
「その人」の想いや感覚から生まれた雫を
感動しながら心に溶かして
幸せになる
そして 実のところ
そして 実のところ
オレたちは「その人」の人生を
ほとんど知らない
知っているのは「その人」が生んだ
ほとんど知らない
知っているのは「その人」が生んだ
雫だけだ
オレたちは
オレたちは
たいして長くもない人生の中で
少しは幸せになりたくて
あがきながら 生きてる
だから雫を探す
だから雫を探す
心が欲しいと叫ぶ
雫を探す
見つけて 味わって
豊かになる
幸せをもらう
お互い、
見つけて 味わって
豊かになる
幸せをもらう
お互い、
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