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新連載 男の生き方男の流儀(平治・有事編)
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新連載 男の生き方男の流儀(平治・有事編)

2013-03-19 20:00
    新連載

    男の生き方男の流儀(平治・有事編)

    大日本エイ政塾代表 川口エイ大

    はじめに
     この度連載を始めるにあたり、多くの御尽力を戴いたことにこの場を借りて深甚なる敬意と満腔の謝意を申し上げる。私はこの執筆の後、群馬県のM刑務所に移送され1年3ヶ月という生涯で一番短い小便刑を4回目の満期で務め上げた。なお本稿は2011年12月に書かれたものである。また本稿は事実を基にしたフィクションの部分を多く含むため、実在する人物、名称、団体とは異なる場合があることをお断りしておく。


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    親友から贈られた書
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    同じく贈られた書

    -男としての生き方に日々邁進するすべての諸兄と,私の心友達に捧げる-

     私の部屋には額入りの次の言葉が飾ってある。

    「男の修行」

     苦しいこともあるだろう

      云いたいこともあるだろう

     不満なこともあるだろう

      腹の立つこともあるだろう

     泣きたいこともあるだろう

      これら現実を堪えて行くのが

     男の修行である

               山本五十六

     この墨書きの言葉は私の最愛の友の一人で、現在東北地方の長期刑務所で無期囚として服役している知人が私の3回目の満期出所の門出を祝って一筆入魂で送ってくれたものである。一字一字に精魂の込められたこの墨書を受け取ったとき、私は友の私に対する情誼のほどを改めて知るとともに、男の気持ちの入ったこの書を粗末には出来ぬとの思いから額縁に収め部屋に飾り、常に友と寝食を友にしようと決めた。早速額縁入りの墨書を写真に撮り、友の「男の友情」に応えるべく、事の経緯を信書に認めた時の友の喜びの返信には、清々しさと男気が溢れていたものだ。本物の男とは所作一つをとっても既にその者の男が現れているものである。私は現在エイ政塾という私塾の代表を務める傍ら、事業家として会社と飲食店を経営している。その合間を縫って書かれたこの本は、私の41年の蓄積と私の出会った素晴らしい男たちの生き様が溢れている。本文の構成としては時代の流れを踏まえて「平治」「有事」という両観点から書いている。価値観とは様々な時代背景や因果関係により変わってくるものである。この本を読まれる多くの方々が、男の所作や考え方に触れエイ政塾の流儀を自身の形に進化させ、日ごろの日常生活の中で大いに男気を発揮される事を心願している。

    第一章 男学

     男の道を突き詰める思考術  

    (1) 男とはかくあるべし

     「男とは?」様々な場面で発揮される男らしさや男気とは,一体何を基準にしているのだろうか?歴史の英雄も、政治家も、スポーツ選手も、時に男の花を咲かさんとする。

     一大事において男は如何にあるべきか?初章ではエイ政塾の流儀を通じて男のポリシーについて賛否の談議を咲かせてみよう。

    〈有事〉 「士は己を知る者の為に死す」男とは平治より、いざという有事のための鍛錬と修行を怠らないものである。

     では、いざという有事とは何か?男にはそれぞれに志というものがある。それにより日常の危機管理意識や生活心得もまったく違う。男子のけじめには「公」「義」「私」がある。有事における男子の所作は「公」「義」の尊重こそ尊いとされるのが、日本精神のように思われる。男子たるもの有事における行動基準は、その行為に大義名分があるかと、義を重んじ私を捨てて事に当たっているかだと思う。有事とはいえ、その行動が私利私欲に凝り固まり、結果的に私情を満たす為のものだとしたら、その行為にも生き方にも男子の賛意は集まらず、その行動は多くの難題と犠牲という血の雨を降らせるだけである。本物の男子とは平治より覚悟を持って、日日常の諸動作から己を律しているものだ。その慎重さゆえに、時を誤ることなく来るべき時には生死を賭けて大事に臨む事も叶うのである。

    〈平治〉 「右か左か迷ったら厳しき方にこそ男の花道がある」

     平治における男の所作は有事に備えつつも少し肩の力は抜く方がよい。人生経験を重ねると勘所、抜き所というものが判ってくる。有事という目的に向かった平治ならいざ知らず、そうでないなら力は有事に蓄え、不断はいたずらに実力を表には現さぬものだ。誰もが高く跳躍するために膝をかがめ、強いパンチを繰り出すためにひじを曲げねばならぬように、力が一方方向に集中されるためにはその反対動力を必要とする。これは物事の原理原則である。だから本当に力のある者はなかなかその力量を人には示さぬようで、一見凡人然としていることもある。しかし、この韜晦が一転して有事には激しい気風と活躍に変わる。普段の静けさ、控えめな所作は実は内なる自信の現れであり、内外においてこれ程の境地に達するには、冒頭の「迷左右厳選」を常時実践して厳しい修行を克服せねばならない。免許皆伝となった名門の剣士はいたずらに人を斬ったり、技量を見せびらかしたりしないものだ。その凍り付くような鋭さは普段静かに鞘の中に収まり、時を待っているのである。

    著者プロフィール:川口エイ大

    1970年8月25日生まれ

    横浜市出身

    大日本エイ政塾 代表

    人生の半分ちかくである20年を獄中に捧げる

    鑑別所3回 少年院1回 刑務所4回

    獄中で約2000冊以上の本を読破、経営コンサルティング、英検2級程度を獄中で独学習得

    企業体顧問、企業役員を務めながら、自らの会社を持ち飲食店も経営。経営問題から服役し社会復帰後は失った全てを笑い飛ばし、裸一貫再起奮闘中!

    現在鋭意執筆活動を続け、電子書籍などで近日出版予定

    詳細は連載とともに発表するのでもう少々お待ちください

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