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『ちょっと右よりですが・・』▼第15号
「中国で一番有名な日本人」加藤嘉一は中共宣伝部で養成された工作員だった?
◆このブロマガは・・・
11月3日にニコ生で生放送された「ちょっと右よりですが・・・」の
「花田紀凱編集長の週刊誌欠席裁判」のコーナーの一部を文字おこしして
配信しております。
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☆今週のブロマガメニュー
◆「中国で一番有名な日本人」加藤嘉一の経歴詐称
◆柔道習って3ヶ月で全国ベスト4入りってそんな甘くないよ
◆中国共産党宣伝部の国内外の政治工作を目的のため育成された加藤。
◆記事のタイトルは『「中国で一番有名な日本人」は中国の金で作られた』
とすべきだ
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## 実況の文字起こしなので読みづらいかもしれませんが、
## ーーアシスタントコメント
## (花田)花田編集長コメント
## と表記しています。
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◆「中国で一番有名な日本人」加藤嘉一の経歴詐称
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ーー今週のスクープですか?
(花田)
そう、スクープ。
週刊文春の「中国で一番有名な日本人の経歴詐称を告発する」
加藤嘉一という若手のジャーナリストかな、そういう人がいましてね。
この人がどういう人かというと、1984年生まれ、
北京大学国際関係学院大学院修了、中国で著書翻訳書あわせて
10冊以上出版し、中国国営放送(CCTV)にもしばしば出演。
2010年からは「中国で一番有名な日本人」というキャッチコピーで
日本へ凱旋し朝日新聞朝刊のオピニオン欄に登場した他
NHKの『ニュース深読み』、日テレの『ニュースZERO』と
いった主要ニュース番組が彼を起用。
中でもビジネス関連のメディアからの視線は熱く、
日経新聞英語版のコラムニストに抜擢され
複数出版社から中国に関するビジネス書、はては自己啓発書まで刊行。
昨年春から1年半で出版された書籍は8冊にのぼる。
この経歴が詐称、だと。
ーー超売れっ子ですよ。加藤嘉一は。
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◆柔道習って3ヶ月で全国ベスト4入りってそんな甘くないよ
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(花田)
東大法学部を退学して中国に渡った、と、これがまずデタラメだと。
柔道を習い3ヶ月で全国ベスト4入り、
全柔連の幹部に日本柔道界の新星になると絶賛された、と。これもぜんぜん。
全柔連が主催する全国少年柔道大会の結果を確認したところ、名前が見当たらない。
しかも不思議なことに、週刊文春が一連の取材を開始した日に
詳細だった加藤氏の公式プロフィールが簡略化された、と。
つっこまれないようにしちゃった。
安田峰俊さんっていうノンフィクションライターの署名記事なんですけどね。
批判もありまして、中国人作家なんかは中国で日本の悪口を言い、
日本では中国の悪口を言う。
加藤氏の言動に辛辣な評価を下しているんだけど
中国の鉄道についてですね、
「中国の高速鉄道は、430km出るが、日本の新幹線より安全」とか書いてたとかね。
あの事故見たらなんなんだって話ですよ。
ダライラマ政権の日本人支援者を「チベット独立分子」、
「日本右翼勢力」などと評する。
反日記事を書いていて、だから中国で非常に評価されているんだ。
それよりもっと大変なことがこの記事に書いてあるんだ。
「そうした加藤氏の媚中発言の背景を解説してくれたのは、
中国の大手メディアの幹部だった。」
加藤氏の背景はなんだと、なんでこんな媚中発言をするのか?
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◆中国共産党宣伝部の国内外の政治工作を目的のため育成された加藤。
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(花田)
ようするにですね、中国によって育てられたといっても過言ではない。
2004年頃、中国共産党宣伝部と胡錦涛傘下の共産主義青年団を中心に
国内外の政治工作を目的とした
「中国を高く評価する外国人の育成計画」がスタートした。
加藤氏はそのテストケースといっていい存在です。
彼の流暢な中国語は個人教師が数人で徹底的な教育を施した為
中国語の著作も教官達が3人がかりでリライトに協力していたと言います。
加藤氏は著作「われ日本海の橋とならん」で
留学費用は中国政府が負担したこともあかしている
ーーここは本当なんでしょうね。
(花田)
高く評価されてですね、2010年には、
中国の発展に貢献した人に送られる「時代騎士賞」なんてのを受賞している。
ようはですね、中国が国内外の世論工作を目的として
中国を高く評価する外国人の育成計画を立てて、
その計画に乗って加藤嘉一って人を育てたんです。
ようするにプロパガンダの手先として使われているんだ。
中国政府の紐付きなんだよ。
ーー中国宣伝部の片棒担いだと同じことだったんですね
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◆タイトルは『「中国で一番有名な日本人」は中国の金で作られた』とすべきだ
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(花田)
これは大事な記事ですよ。
ただね、残念なのはタイトルがよくないんだ。
『「中国で一番有名な日本人」経歴詐称を告発する』、じゃなくて、
『「中国で一番有名な日本人」は中国の金で作られた』とすべきだった。
作られた工作員だと、こういうニュアンスのタイトルを
つけなきゃいけないでしょ、文春は。
ーー(ニコニコの)書き込みにも「それじゃ工作員じゃないか」と出てますね
(花田)
工作員だねこれじゃあ。
そういうタイトルをつけて右柱にすべきですよ。
「石原慎太郎が橋下徹に握られた急所 」たってさ、
たいした事書いてないんだからこれを(中吊り広告の)右柱にしなきゃ。
大変な、大スクープなんだから。
加藤氏に取材を事務所に申し込んだんだけど、
「加藤さんは東大に合格されたのでしょうか?」と
「東大には合格してないでしょ」と事務所の人は言うんです。
「プロフィールにそんなの書いてないでしょ」、と。
「しかし彼本人が明確に言っています。」
「中国の事は知りませんよ、私達は日本でのマネジメントですから。」
「本人に話を聞きたい。その必要はありません」、と。
取材に完全に逃げちゃっている。
徹底的に捕まえて、工作振りを徹底的に調べて欲しいね。
安田さんって人はよく取材したと思います。
編集部のタイトルがつくづくよくないよ、はっきり言って。
ーーポイントが間違ってますね
(花田)
経歴詐称っていうのはたいした事ではないわけなんですけど、
経歴詐称よりもっと重大な問題は、中国の工作員養成だったんだから。
もっとちゃんとタイトルにつけないと。
ーーこれは僕も気になっていたんですよ、この人が。
ーーなんでこんなに売れてるんだと。
ーー読んだら、こう虫唾が走るっていうか。中共を誉めまくるんですよ。
ーー本も売れている、テレビにもよく出てるし
ーー取り上げたメディアも責任ありますよね
(花田)
相当出ててたんだね。
ーーこれ、逆にこの人を引っ張り出してきて
ーーお金出すから中国のやっている事を全部話してくれ、と
ーー「どういうことを言っちゃいかん」とか、
ーーされたのかというのを逆に出して欲しいですね。
(花田)
中国がそこまでお金かけてやっているから、難しいでしょうね。
彼が本気で喋ったら面白いですよ。
私が毎年中国に行ってもハニートラップもかけられないじゃない。
ハニートラップにかけてくれよ、とも思うんだけど。
引っかかった事を全部書きたいんだけど、かけてくれないわけだよ。
どこかの週刊誌がこの人にそういう告白記事、
週刊文春がやってほしいですね。期待しています。
ーー「ハニートラップかかりたい」って書き込みがありますね。
ーー「ハニートラップ希望」、「募集中」と。
ーー「この人が喋ったら消されるかも」、とありますね。
(花田)
消されたらわかりますよね。
そう簡単じゃない。
ーー「急募、花田さんのハニートラップ要員」もありますね。
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■「ちょっと右よりですが」編集部より
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ー■編集後記■ー
文春の最後に加藤嘉一が近著「逆転思考」で書いた
「自信がないから肩書きを持ちたがる。肩書きに頼ろうとする。
肩書きで仕事をするということは極めて非生産的で、
本当の意味でこの国をダメにしている元凶だとぼくは考えています」
を抜き出し、
「ここまでいうのであれば、自信の”肩書き”にかけられた数々の疑惑について
答える義務があるだろう』
と締めています。
この記事を受けて
加藤嘉一氏は彼のウェブサイトで謝罪
ーー(貼り付け始め)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私から皆様にお詫びとご報告がございます。
既にご存じの方もいらっしゃるでしょうが、
ある週刊誌で私の経歴に関する疑義についての記事が掲載されました。
記事でご指摘の通り、私が東京大学に合格・入学した事実はなく、
私の過去の言動から皆様に誤解を与えてしまいましたことに、
心より深くお詫び申し上げます。
また、記事でご指摘頂きました私の他の経歴等に関しましては、
今後、皆様に誤解とご迷惑を生じないようご指摘に真摯に向き合い、
ホームページなどの記載にも十分留意し、
より正確な表記・表現に努めて参ります。
ーー(貼り付け終わり)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というふうに経歴については、謝罪釈明したが、
肝心の共産党宣伝部の政治工作宣伝部で育てられたことに
ついてはスルーでした。
工作員養成疑惑への返答を一番期待したいですね。
そして、どうやって教育されたかを話して欲しい。
日本の政治家や官僚のチャイナスクールもありますが、
メディアにこういう人が中立を装ってでてきたらやっかいですね。
孫崎享さんなんかがそうでないことを祈りたいですね。
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