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「購入した瞬間が盛り上がりのピークで、あとは使わない」という方、実はかなり多いのではないでしょうか?今回は西川チャンの買い物理論を通じて“人生哲学”が垣間見える内容に!?


「迷ったら買う」が良いと僕は思う 

――西川さんも購入を迷うことがあるそうですが…

西川 うん。国内だったら「やっぱり欲しい!」と思った時にまた行けばいいけど、海外だとそうもいかない。だったら「使うか使わないか分からないけど、まぁ、ここは買っておくか」みたいな。そういうことがあるわけです。…でもね、僕は…そういうことが「いいな」と思っていて。

――なるほど!その理由お聞きしてもよろしいでしょうか。

西川 旅先でね。買うかどうかを迷った挙句、買わなかったとして…もちろん、買わないことのメリットもあると思うんだけど、「あ~欲しいって思ったけど、結局買わなかったな~」っていう印象って、結構残るもんだなと。なんかその後に多少なりとも引きずるんですよ。

――別に負けじゃないですけど…買わなかったという印象が。

西川 うん。それだったらちょっと無理をしても買って、「何かをクリアした」という気持ちになった方がいいなと…僕は思うので。この辺は人それぞれ違うでしょうけど、僕の経験上だと「よし!買ったぞ~!どう使おうかな!?」っていう方が気持ちがいいんですよね。

――たとえ結果的に使わなかったとしても。

西川 うん。ただ…そういう買い物って、買った瞬間から役立つものばかりでもないっていうかね。すぐに買った意味がどうこうっていうものばかりじゃないから難しいんだけど。

――「Macを新しくしたら作業がサクサク進められて最高!」とか、そういうことじゃないですもんね。

西川 そうだね。海外で買うのは便利さがどうとかよりも、「これ何に使うの?」っていうものだったりとか、むしろ古いモノを買うことの方が多いからね(笑)ただ、物欲とか浪費の快感のための無駄遣いはよくないし、買ってしばらく経ったらゴミになるような買い物はしたくないので、そこらへんは見定めなければいけないんだけど。