「西川学園高等学校~略してN高」。前回(1/31配信)のテーマは、「マジックミラー号」でした。今回も、男子なら誰でも観たことがあるアダルトビデオ業界の大ヒット作「マジックミラー号」についておさらいしていきます。
1996年に「マジックミラー号シリーズ」が誕生するわけですが、実はそれ以前に、ある作品で大コケしました。その作品とは、「地上20メートル空中ファック」!内容は、四畳半ほどのアクリルボードをクレーンで吊るし、男優さんと女優さんはバンジージャンプのように両足に綱を巻き空中で絡むというもの!なぜか両者が空中から落下すると爆発する演出でした。ロケは東北のサファリパークで行われヘリで空撮!制作費はナント破格の9,000万円!しかし、まったく売れず会社は大赤字に!そもそも企画会議の段階で「売れる!」と思っていたんでしょうか?
久保「いや、まったく思っていませんでした。高橋がなりさんだけイケると踏んでました(笑)」
この失敗を取り返すために、低予算で起死回生の作品を作る企画会議が行われ、その席で高橋がなりさんが提案したのが「マジックミラーBOX」!
マジックミラー号の原型ともいえるこちらの作品は、マジックミラーBOXに全裸の芸人さんを入れて、それを町中に置き、声を掛けたOLさんにBOXを覗かせて、そのリアクションを集めたもの。当時露出モノの作品が流行しましたが、男性器の露出は何かと危険なので、マジックミラーBOXに全裸の男性を入れて撮影が行われました。