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「ギターを始めるなら、最初はどんなギターがいいか」という相談をキッカケに、西川チャンのアツい音楽観まで明らかになった今回。最後はどんな話に展開していくのでしょうか。楽器は一生の友!さぁ、アナタもLet’s Play the Guitar!


ギターは弾いてみないと分からない

――初心者のギター選びでコワいことってなんでしょうか?

西川 現物を見ずに、通販で買うのが一番危険なんじゃないかな?特にギターとシールド(コード)と小さいアンプがセットになって15,000円みたいなのとか。もちろん、通販が全部悪いっていうんじゃなくて、届いてみるまで状態が分からない楽器を初心者が手にするのが危険なんだよね。

――状態というのは具体的にどういったことをいうんでしょうか?

西川 もう・・・全部だね。楽器っていうのは必ずしも新品だから大丈夫ってわけじゃないんだよね。ギターなら、ネックの握りとかボディの重さとかヘッドのバランスとか、持ってみないとわからないものだからね。本当の意味で自分にとって弾きやすいギターが何かは、やっぱり自分で弾いてみないと。

さらに、同じ形でもメーカーによって違う。例えばストラト(キャスター)だったら、本家のフェンダー以外も発売しているけど、細部では各社の細かいアレンジが加えられているし。

あと、同じメーカーで同じ値段のギターでも、個体差がある。アタリとハズレみたいなものもある。その辺は通販では分からないからね。やっぱり弾いてみないと。


――家電などとは全然違うわけですね。

西川 そうだね。状態が悪いものでもメンテナンスをしっかりやることで蘇るってこともあるけど・・・それは初心者がどうこうできるレベルじゃないしね。