はじめまして、こんにちは。
ユーザー記者番付・8月度 西の前頭筆頭になりました、
りんりんTV(ティービー)の母のほう、sacoと申します。
動画投稿歴2年半、約90本の動画をアップしております。

りんりんTVのメイン演者は娘の佐藤りん(9)ですが、
この記事は撮影・編集・アップロード係の母が担当させて頂きます。
今しばらくお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

さて突然ですが、ユーザー記者あるあるのひとつ
「動画説明文がうまく書けない!
 文字数制限きつい! 少なすぎ!」


……(゚Д゚)
はぁ?


日頃ツイッターのたった140文字で遊んでる方々が何言ってるの

とはいえ、気楽な独り言と動画説明文では、文章の性質が違うのも事実。
そこで、実はライター歴10年以上の母が
動画説明文に対する考え方・日常会話を活かしたやさしい説明文の書き方などを
3パターンに部類し、なるべくわかりやすく解説させて頂きたいと思います。
苦手な方用のテンプレートも作ってみたので、じゃんじゃん使って下さい!



まず最初に。
【ユーザー記者動画における、動画説明文の役割を考える】

動画説明文……
どうしても
説明文という言葉に釣られてしまいますが、本質的には
動画導入動画紹介と考えたほうが近いかもしれません。
動画説明文 ≠ 動画の内容説明文

何故なら動画の内容は、説明がなくても観ればわかるから


つまり「動画を観るように勧める文章」こそが、
真の動画説明文である。
【考え方のひとつとして】
動画説明文を書く=動画」の案内POPを書くイメージ
メルヘンチックな外観の家を紹介する動画があったとします。
そこで説明文に「50坪2LDKで台所は最新のIHを~」と
スペックだけを書かれていても、いまいちピンときません。
でも、同じ動画に「想像通りの内装、超絶キュートで本当に素敵なお家です!
インスタ映えする写真もいっぱい撮れるのでオススメですよ!(関連URL)」
という一言が添えてあれば興味が沸くし、動画を観てみようかな、
気に入ったら実際に行ってみようかな……と考えたりしませんか?

POP公告は「口頭説明の補助・店頭イメージの訴求*」という役割を果たすそうです。
これを「動画内容の補助・投稿者イメージの訴求」に置き換えると、実にしっくりきます。
*訴求(そきゅう)=《名・ス自》宣伝・広告などで、消費者が買う気を起こすよう訴えかけること。
タイトルやサムネイルがわかりやすければ、動画"内容"の説明はナシでOK!
まずは
投稿者が感じたことを、視聴者が共感しやすそうな表現で、一言添えてみましょう。
※きっちりした情報(上記の例では間取りetc.)は補足程度に&動画内の字幕で活かそう!

「でも作文苦手なんだけど…」「そんなすぐに文章書けないよ…」
では具体的にどうすれば、スムーズな「一言感想」が書けるようになるのか?
以下にその手法と一例を挙げていきたいと思います。



1つ目は、最も多い「やってみた」系の動画に有効。
普段誰もが無意識にやっていることを、文章に落とし込む方法です。
【動画説明文の書き方・その1】
友達との会話を動画説明文に変換しよう作戦
この考え方が、実は動画説明文、ひいては日記や作文を書くのに、非常に適しています。

自分の体験を相手に告げて、相手から「おぉ。んで、どうだった?」と聞かれたとき、
「いやー〇〇が〇〇でさー最高だったよー」と答える。
↑その第一声こそが、最も言いたいことを無意識のうちに、簡潔に伝えてるやつ!!
動画説明文に書いた方がいいやつ!!

【例】超会議2017の翌日、学校に行ったら……

自分「おはよー」
友達「おはよー」
自分「ねーねー昨日、超会議に行ってきたんだけどさ」
※まず体験した日時とイベント名を告げる
友達「あーテレビでやってたね。どうだった?」
自分「ライザップのブースがあって、CMでやってる♪デーッツデー♪って
音楽にあわせて、ターンテーブルに乗ってグルグル回ってきたーめっちゃ面白かった」
※体験したことの、かいつまんだ紹介に簡単な感想を添えて
友達「マジでー動画とか撮ってきたん?」

※宣伝乙

以上の会話を動画説明文に落とし込み、実際に
「ニコニコ超会議2017のRIZAPブースにて、CMでおなじみ『デッツデッ……てーってってててーってってれー♪』のリアル体験ができました。」
という説明文を添えています。

難しく考えないで「日常会話を核に、必要事項を足して肉付け」すれば大丈夫(*´∀`)

以上の経験に基づき、日常会話から説明文を作るテンプレートを作ってみました。
【ユーザー記者動画説明文・基本テンプレート】

1<簡潔な事実。いつ/どこで/何をした>

〇月〇日、〇〇にて□□をしてきました。 
※体験した日時や場所など。期間限定イベントは特に。
日時やイベント名を動画タイトルに含む場合は適宜略して2へ。
「Twitterで/ネットで話題の〇〇を体験してきました」という書き方も。
2<自分の感想を、友達に話す一言目のような感覚で>
とにかく●●がすごくて、圧巻の一言でした。
簡単と思いきや、想像していた以上に難しかったです。(等)
※印象深かったことと、体験の全体的な感想を一言で。
特にオススメできるのは〇〇です! と勧める形も◎
3<元ネタに対する関連エピソード、豆知識など>
●●は実は××だそうで、▲な一面もあるそうです。(等)
公式の紹介文を流用する手法もあるが、著作権に注意
4<再生ボタンへと向かわせる文言>
詳しくは動画をご覧ください! / 果たして結末やいかに? (等)
※このような雰囲気の文言で、動画に繋がるヒキを作って〆る。
最後に<□□公式、または関連URLを添えて>
※余白あればマイリストや公式番組出演告知なども

※超会議の場合、動画タイトルに「超会議〇日目・〇〇を体験してきた」
と書いて1を省略、本文を3→2→4の順で綴るといい感じです。
慣れてきたら2と3を入れ替えたり、3から始めてみたり……
書きやすい順番を探しつつ、文章は決して崩しすぎず、硬くしすぎず……

他の人の動画説明文も参考にしながら、マイ動画の魅力と再生数を増やしていきましょう!



そして2つ目。旅動画・風景動画に合う手法で、文章を書くことに慣れてきた人向け。

【動画説明文の書き方・その2】
もしもこの動画がニュース番組で流れたら、
アナウンサーはどう紹介するか? という妄想
とある桜並木の動画をアップし、それがTVで紹介されることになったとします。
※動画タイトルに関しては省略。今回はあくまで、動画説明文に絞って説明させて頂きます。

アナウンサー
さて、次にお届けする映像は、満開の桜。〇〇市の××寺にある、有名な桜並木ですね。

〇千本の桜が咲き誇り、年間〇万人が訪れる花見の名所ですが、中には
樹齢〇百年の樹もあり、毎日、ボランティアの方々による手入れが欠かせないそうです。

たくさんの人に支えられながら春を彩る桜の美しさ、ぜひご覧ください。」→動画へ

このイメージです。
(動画内にボランティアの活躍を示す看板等を映しておくと尚良いですね)

りんりんTVで言うと、こちらの動画説明文が該当します。

アナウンス風の文章+ネットの有名セリフ=ニコニコ動画らしさを出してみました。
「せっせっせーの よいよいよい」
「おーてーらーのーおーしょーさんがー かーぼーちゃーのーたーねーを…」

昔懐かし手遊び歌「お寺の和尚さん」ですが、時代と共にありえない進化を遂げているようです。今回は親世代・子世代の意見を元に、実際に子供達が遊ぶ様子を3バージョン収録してみました。これらと違うバージョンをご存じの方、ぜひコメントに書いていって下さい! 現在、東京タワーが登場するバージョンが強いようですが、そろそろスカイツリー版も出ているんでしょうか!?

やめて! 和尚さんのライフはもうゼロよ!!
この動画と文章は何故かニコニコニュースに掲載されました。



第3のパターンとして、超会議等のイベントで、現場即撮って出ししなくてはいけない場合……

いわゆる「公式ユーザー記者」の活動現場を前提としたテクニックをご紹介します。

――朝から動きっぱなし! 撮影と編集だけで死ぬほど疲れた! キーボード打つ気力ない!

超会議では公式生放送で動画を紹介する関係で、超特急で動画をアップしなきゃいけないから、
説明文なんかゆっくり考えてる時間がない! なのに運営はボツにしやがる! なんでや!!
【動画説明文の書き方・その3】
文章を書くのが得意なフレンズにお願いする
2017年9月現在、公式ユーザー記者は2名~6名の「グループ参加」が可能です。
〆切まで一刻を争う時に、自分の苦手な作業をして焦るよりも、
あらかじめ文章を書くのが得意なフレンズを仲間にしておき、分業したほうがスムーズです。
撮影に同行した者が書くと話が早いため、演者と編集者が別の場合、
動画編集中に手が空いている演者が説明文を担当すると、うまくいくのではないでしょうか。

なおりんりんTVの場合、演者が子供のため母一人で裏方作業全てを担当。
動画説明文はエンコード中にメモ帳で書きためる→動画投稿時にコピペしております。
単独ユーザー記者予定の方は、参考にして下さいね(´;ω;`)



【その他:動画説明文を書くためのTips(小技集)】
【文字数を削りたいときは】
・「僕は」「私は」→不要
・「~を体験してきました。」→「~を体験。」
・「~は特に絶品でした!」→「~は特に絶品!」
(体言止め。東京ウォーカー等に多い表記)
・英数字や記号の全角を半角にする。「…」を「・・・」と書いていませんか?
 →「…」は「てん」で変換できます。
・漢字←→平仮名の変換確認。特別な演出でない限り、平仮名を多用しない。
・草を生やし過ぎないwwwwwww
・繰り返しになるが、動画自体の内容は観ればわかるので、書かなくてもよい。
体験後の魅力的な感想や、動画に必要な補足情報を優先する
・投稿者のキャラを活かした、長文の動画裏話を書きたい場合は
ブロマガ等の外部サイトに書き、そのURLを添付する。

【載せたいURLが多いときは】
・ニコニコ内URLは sm**** mylist**** (*=半角数字)
といった省略表記だけでOK。自動リンク生成してくれます。
・動画の最後にクレジット画像を数秒挿入、URLやQRコードをまとめて掲載

【↑に関連して、掲載優先順位】

公式URLやお世話になった方の表記>>>越えられない壁
>>>マイリストやコミュのURL
※動画が視聴者に刺されば、投稿者のプロフィールを必ずクリックしてくれます。そちらにマイリストやコミュ、ツイッター等の情報を書いておくと非常に有効。

・書き出しに「今日は」「昨日の」→見る条件によって解釈が異なる書き方はしない。
超会議系なら「超会議2017初日」等と書けば間違いがない。

【しょちゅう見かける誤変換! 注意しよう!】
書く(文章) 描く(絵)
確立(する、させる) 確率(あがる、さがる)
以外(〇〇を除く) 意外(思いもよらない)
同士(同じ種類の仲間、有機物無機物問わず) 同志(同じ志を持つ人たち)
勧める・進める・薦める
開ける・明ける・空ける  etc.
長くてごめん! あとちょっと!



最後に、当ブロマガコンテンツの根本的なお話。
Q.「なんで動画説明文がそんなに大事なの?」
A.ニコニコニュースに掲載されるから
超会議現場動画・自宅動画問わず「ユーザー記者」タグの付いた
全ての動画は、ニコニコニュースに掲載される"可能性"があります。
もし掲載されれば普通のニュースと同列に公式配信され、
ニコニコTOPページに見出しが載り、動画再生数の大幅アップが期待できます。
そのためには、誰が読んでもわかりやすい、しっかりとした動画説明文が必要になります。
どんなに素敵な動画でも、動画説明文の内容が不十分であれば掲載されないか、あるいは
「ニュースに掲載したいので説明文を修正してください」という連絡が来ることも。
特に超会議の現場では「(運営から)動画のOKは出たが説明文でリテイク」
ということが、実際に何件も起こっているのです。

「より多くの動画がニコニコニュースに載るには?」
→修正なしで即掲載されてもいいように、常日頃から説明文を丁寧に書くよう心がける。

「切羽詰まった現場での説明文リテイクを避けるには?」
→とにかく、経験値を上げていきましょう。

動画説明文の執筆は、繰り返しによる訓練でスピードが速くなるタイプのスキルであり、

文章力を磨かなきゃ云々という、めんどくさいものではありません。
動画投稿を続けていれば、誰でも少しずつ書けるようになっていきます。

「作文」という単語に苦手意識を持たず、
ある時は日常会話から、またある時は自画自賛の妄想から言葉を抜き取って、
ただひたすら読みやすい、伝わりやすい形に組み立ててみて下さい。
さすれば動画再生数が伸び、クリエイター奨励プログラムで副収入に繋がっ……

っと、ここまで書いておいて何ですけど、りんを含む
キッズは説明文なんか
1ミリも読んでくれませんけどね!!


でも同ジャンル投稿者には、すっごく努力が伝わってきて励みになる部分ですので!
あきらめないで、どんどんがんばっていきましょー!

以上、りんりんTVの母のほうJ( 'ー`)し sacoでした!!