声優の鈴木みのりさん・花井美春さんがパーソナリティを務める番組『声優 縁かうんと』の#11が、2021年11月17日にニコニコチャンネル「ボイスラウンジチャンネル」にて配信されました。
『声優 縁かうんと』はスタジオに新人・若手女性声優をゲストとして招き、パーソナリティを交えてガールズトークを展開する番組。今回は河瀬茉希さんがゲストとして登場しました。
お喋り好きというゲストの河瀬さん。番組冒頭では自ら自然とトークを回しており、パーソナリティふたりも感心しっぱなしでした。そんな河瀬さんの“生まれてからこれまでの歩み”を振り返る「Myプロフィール年表」のコーナーでは、一緒に住んでいる猫の写真を公開。その猫がくるまっている薄手の毛布は、「ねんねちゃん」という小さい頃から河瀬さんが手放せなかったもので、今もこの毛布がないと落ち着いて眠れないことを明かしました。続いて公開したのは「くまちゃん」の写真。今でも一緒に暮らしている大事な「くまちゃん」。小さい頃は旅行に行くときも連れて行っていたという可愛い一面が垣間見えるエピソードに、パーソナリティふたりは、思わずにっこりしていました。
そんな河瀬さんは中学生で部活を引退するまでバレーボール付けの日々を過ごし、引退後にゲーム、アニメ、マンガにハマっていったとのこと。当時読んでいたマンガは、おばさんのオススメでもあった『うる星やつら』や『らんま1/2』で、その後、少女マンガなどを読み始めたと言葉にしました。
次第に業界へも興味を持つようになっていった河瀬さんは、高校3年生の春に声優の養成所へ通うように。高校の卒業式後に行われた所属オーディションを経て事務所所属となり、1年間アフレコ現場を見学してマイクワークや空気感を学んだとのこと。初めてのレギュラー仕事は2015年のラジオ。そこで現場の空気感を学び、お喋りも好きになっていったそう。初のアニメメイン仕事はその3年後。アニメ『ひそねとまそたん』で先輩やスタッフの方々から色々と教えてもらったことを、感慨深げに振り返りました。
ゲストにとってターニングポイントとなった縁エピソードについてトークする「縁かうんと」のコーナーでは、「小さなことを少しずつ 限界から一歩!!」とフリップに記入。1年間のアフレコ現場見学のとき、何かしなければいけないと思い、毎週レポートを書いていた河瀬さん。当時書いていたのは、出演者の方の座り順やどういう雑談をしていたのかという内容だったそうです。そのレポートが現場マネージャーの目に留まり、初レギュラーとなるラジオ仕事に繋がったとのこと。また、そのラジオ現場でマネージャーが河瀬さんの声を覚えて応募してくれたオーディションが『ひそねとまそたん』だったそうで、小さいことをコツコツやっていた結果、縁が繋がっていったと振り返りました。
また、「限界から一歩!!」というのは、バレーボール時代に言われていたという言葉。河瀬さんは以前にオーディションで、「声に特徴がない」と言われたことがあるそう。それを受けて声優に向いていないのではと落ち込んでいたときに、現場マネージャーから「考え方は人それぞれで、河瀬さんの声がいいと思ってくれる人もいる、オーディションを受けてほしいという指名もある」と励まされたと、当時を思い出しながら言葉を紡ぎます。そのときに声がかかっていたオーディションが『ゾンビランドサガ』。諦めずに踏ん張ったことが今に繋がっていると、真摯に語りました。
『声優 縁かうんと』はて毎月第1・第3水曜21時に配信。今後の情報や新番組情報などは「ボイスラウンジチャンネル」公式Twitterをチェック。
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■『声優 縁かうんと』
【配信情報】
ニコニコチャンネル「ボイスラウンジチャンネル」にて毎月第1・第3水曜21時~22時に配信
YouTubeの「ボイスラウンジチャンネル」でも一部無料で配信
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