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☆メルマガPLANETS vol.25 ☆ ~日本文化の論点⇒⇒⇒文化時評アーカイブス!~
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☆メルマガPLANETS vol.25 ☆ ~日本文化の論点⇒⇒⇒文化時評アーカイブス!~

2013-03-08 07:00
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                     ☆ メルマガPLANETS vol.25 ☆
            ~日本文化の論点⇒⇒⇒文化時評アーカイブス!~
               発行:PLANETS  2013.3.8 (毎週金曜日発行)
                      http://wakusei2nd.com

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    こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。
    今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。

    今週からぐっとあったかくなり、花粉の気配もぐっと濃厚に。。
    日毎に増す春の気配が嬉しいこの頃……出ましたよ、新刊が!

    ▽宇野常寛『日本文化の論点』,ちくま新書,2013
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    いくつかご感想を紹介させて下さいませ。

    「五反田ブックファーストで、宇野常寛氏の新刊「日本文化の論点」を購入。「PLANETS vol.8」もそうだっだけど、宇野さんの関心事と分析眼は本当に射程範囲が広い。本書も、目次と序章からすでにグイグイ引き込まれてる。これからじっくり読み進めたい。新書サイズだから、よりポータブル。」
    https://twitter.com/kyoshousugi/status/309282668523180032

    「宇野常寛さん『日本文化の論点』ちくま新書、読了。京都精華大できいた講義の内容も含有されてた。ネットの時代がやってくる(もうやってきている)ことを示唆している。「変化」に対して思う。どう生きていこう。」
    https://twitter.com/juurijurio/status/309615633107152896

    「日本文化の論点を読む。平成生まれの若者として言いたいんだけどほぼ無意識的に昼の世界(戦後日本社会の名残)には嫌気がさしてます。反して夜の世界を生きる若者がどれほど目を輝かせて生き生きとしていることか…」
    https://twitter.com/hakanamizinsei/status/309688900283158528

    早くも色々なご感想を頂いておりますが、
    一番多いのはやはり「分かり易かった!」というお声。
    タイトルに「論点」とあるように、しっかりとポイントを押さえた構成なので
    新書らしく、ぐいぐいと読み進められると思います。

    そして、来週もまた新刊発売があります。
    「『P8』は作品論が少なくて寂しい……」という、アニヲタ、ドラマファン、映画狂、
    音楽好き、マンガ読み、小説クラスタ、ゲーマーの皆さん、お待たせしました!
    『文化時評アーカイブス2012-2013』の発売です!

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    ↓↓↓以下に目次をご紹介↓↓↓

    ・巻頭特集1:AKB48
    [対談]濱野智史×宇野常寛
    [宇野常寛コラム]「第4回AKB48選抜総選挙を考える」
    [座談会]「続・AKB48白熱論争」小林よしのり×中森明夫×濱野智史×宇野常寛
    [宇野常寛コラム]「ポスト・前田敦子のAKB48」

    ・巻頭特集2:『平清盛』
    [座談会]金田淳子×高野麻衣×本郷和人×宇野常寛
    [対談]速水健朗×宇野常寛

    ・巻頭特集3:『カーネーション』
    [対談]岡室美奈子×宇野常寛

    ・1章 映画
    [作品セレクト対談]『ダークナイト ライジング』『桐島、部活やめるってよ』
    [宇野常寛コラム]『ヘルタースケルター』

    ・2章 ドラマ
    [作品セレクト対談]『リーガル・ハイ』『リッチマン,プアウーマン』
    [インタビュー]脚本家・安達奈緒子

    ・3章 アニメ
    [作品セレクト対談]『おおかみこどもの雨と雪』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

    ・4章 マンガ
    [作品セレクト対談]『バクマン。』

    ・5章 ゲーム
    [総括座談会]井上明人×さやわか×中川大地

    ・6章 音楽
    [総括座談会]佐藤讓×柴那典×さやわか×藤谷千明

    ・7章 小説
    [総括寄稿]坂上秋成「本当の、『ネット時代の文学』の話をしよう」
    [対談]松谷創一郎×山内マリコ

    ・巻末インタビュー 宇野常寛:『絶対に動かないもの』と『絶対に止まらないもの』
    ・カバーガールインタビュー&グラビア 島崎遥香(AKB48)×青山裕企

    もちろん、上記にタイトルが書かれていない作品も、
    クロスレビューで取り上げられています。その総数、220作品超!
    2012年をギュッと凝縮した一冊、ぜひお手元に置いて下さい。

    表紙のイメージカラーは青、版型は正方形に近いB5変型版、
    カヴァーガールはAKB48の、ぱるること島崎遥香さんです!
    あれ、これってまるで……。つまり……そういうことです。

    あと最後に、生放送のお知らせも一つさせて下さい。


    10°CAFEより、働き方についてのニコ生PLANETSやります!
    詳細はまた来週ご案内しますね。

    そんな感じで、
    今号のコンテンツはこちら↓

    ┌───────────────────────────────┐
    ├○    メルマガPLANETS  vol.25:2013.3.8
    ├○                                        
    ├○  01.【人生相談】國分功一郎
    ├○  哲学の先生と人生の話をしよう
    ├○  第25回 「問題のある先輩に、どのように対処すれば良いでしょうか?」
    ├○                                     
    ├○  02.【ルポタージュ】カリホリ
    ├○  テレビでは言えない話
    ├○  第25回  新聞の危機感の表れ
    ├○
    ├○  03.【ルポタージュ】稲垣知郎+濱野智史
    ├○  ちろうのAKB体験記
    ├○  第10回  初めての2ショットポラ
    ├○
    ├○  04.【過去原稿】今週のお蔵出し
    ├○  3/8のお蔵出し:新スタンダードアニメのビジネス戦略
    ├○          (初出:「シアターカルチャーマガジンT.」18号)
    ├○                                         
    ├○  05.【研究と探訪】小人論  ――暴走する片思いのメカニズム
    ├○  第19回  小人論としての「ガンダム」
    ├○                                         
    ├○  06.【クロスレビュー】今週の映画批評  PLANETS映画チーム
    ├○  3/8の映画:『ジャンゴ  繋がれざる者』
    ├○                                         
    ├○  07.【告知】今週のスケジュール          
    ├○                                         
    ├○  08. 編集後記&次回予告                
    ├○                                                               
    └───────────────────────────────┘
    ※一部の連載記事については、
    「メルマガPLANETS vol.24」からの続きとなっております。

    ▼「vol.24」へのリンクはこちらです。
    http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar138335

    未読の方は併せてお楽しみ下さい!


    ┏┓----------------------------------------------------------
    ┗■  01.【人生相談】哲学の先生と人生の話をしよう
          國分功一郎(哲学者)
    ---------------------------------------------------------------
    「〈哲学〉とはすなわち〈人生論〉でなければならない……!」
    そんな確信を抱く哲学者・國分功一郎が恋愛・就職・家族・自己表現……
    あらゆる悩みに正面から、そして哲学的にこたえる人生相談です。
    ---------------------------------------------------------------

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    第25回
    「問題のある先輩に、どのように対処すれば良いでしょうか?」
    相談者:ドリトスさん(東京都・28歳女性・会社員)

    Q.
    國分先生、こんにちは。
    「人生相談」コーナー、毎号おもしろく拝読しております。

    人生の悩みというほど大きいものではないのですが、
    最近仕事で、というか職場で悩んでいることがあります。
    簡単に言うと、仕事のやり方にいささか問題があるのではないかと思っている先輩がいるのですが、それを自分のような後輩が指摘していいものか?ということです。
    上司が言うのがベストなのはもちろんですが、今のところ上司から先輩にその点を指摘する様子は見受けられません。
    上司が何か言うのを待つべきなのか、あるいは上司に働きかけて伝えてもらうべきか……。
    どのやり方が一番円満なのだろうか、と考えている次第です。

    國分先生に聞くよりビジネス書でも読めよ、という話なのかもしれませんが、おうかがいしてみたいです。
    よろしくお願いいたします。

    A.
      ご相談をお寄せいただきありがとうございます。
      僕は大学の教員で、普段の仕事はほとんど個人プレーです。また、出版関係でいろいろな方とお仕事させていただいていますが、その場合は、やりたいことだけをやることができます。つまり、気が乗らない仕事なら受けないし、一緒に仕事をしたい人とだけ仕事をするわけです。
      ですから、ドリトスさんのような悩みをもつことはあまりないのですが、やはりないわけではなくて、教員で協力してやらないといけない仕事というのもあるんですね。その場合には、ドリトスさんと似たような印象を他の人の仕事に対してもつこともあります。
      まぁ僕の場合は面倒になると「ああ、僕がやりますよ」といってさっさと片付けるとかいう場合が多いですね。でもこういうやり方は自分一人で仕事を抱え込むことになるのでよくないです。ごくたまに本人にも言います。けれど、一番穏便なのは、上司に頼んで言ってもらうことでしょう。

      この相談はより広い問題に関係しているので、話を拡大してみましょう。
      誰かやどこかの機関がマズいことをしようとしていて、それを何とかして止める、あるいは違う方向に持っていこうとする場合にどうしたらいいか?
      これは大変重要な問題ですね。一言で言うとそれは政治になります。 
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    最終更新日:2024-11-13 07:00
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