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【第1回】炎上マーケが威力をふるった参院選2013 - 鈴木寛×平将明×堀潤×宇野常寛が大隈講堂で話し合った「新しい民主主義のカタチ」
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【第1回】炎上マーケが威力をふるった参院選2013 - 鈴木寛×平将明×堀潤×宇野常寛が大隈講堂で話し合った「新しい民主主義のカタチ」

2014-01-21 13:45
    早稲田大学公認学生団体鵬志会の後期講演会で2013年12月22日に行われた、大隈講堂でのシンポジウム「新しい民主主義のカタチ ―僕らは政治を変えることができるのか―」の書き起こしを、今週から特別配信いたします。

    ネット選挙解禁で見えてきた、インターネットと政治をめぐる新しい問題――。
    このシンポジウムでは、2013年の参院選で東京都選挙区から立候補した鈴木寛氏らを迎えて、今後の民主主義について熱く議論を交わしました。2013年の参院選をめぐる反省に始まり、民主主義の根幹をなすコミュニティが今後どうあるべきかにまで及んだ熱い議論を、今週から3回に分けてお送りします。

    ■出演者
    ・鈴木寛氏(元文部科学副大臣)
    ・平将明氏(自由民主党衆議院議員)
    ・堀潤氏(市民ニュースサイト「8bitNews」代表)
    ・宇野常寛氏(評論家/「PLANETS」編集長)


    第1回:ネット選挙解禁の帰結とは

    平 衆議院議員の平将明です。所属政党は自由民主党で、当選3回。今は副幹事長と、情報調査局長をやっています。私は、早稲田大学出身で平成元年卒業。カミさんも早稲田大学で、大学の同級生。子供も、上の子が早稲田の二年生。下の子は早稲田実業なんで、そのうちに早稲田へ行く。
    そういうことで根っからの早稲田になりますけど、久々に大隈講堂に来て「懐かしいな」というふうに思っております。今日は「どうやったら政治に興味を持てるか」とか、「ネットが政治をどう変えていくか」とか、そういう話になると思いますので、よろしくお願い致します。

    宇野 評論家の宇野常寛といいます。主にアニメ、漫画、アイドルといったサブカルチャーの評論家なのですが、何かの間違いで今日ここに紛れ込んでしまいました。ここに集まっている皆さんの代弁というにはちょっともう歳をとりすぎているんですけど、素人代表という立ち位置から、率直な疑問をぶつけていけたらな、と思ったりしています。

    ■ 自民党のインターネットへの目覚め

    宇野 たぶん僕、平さんと一年ぶりくらいですよね。ちょうど総裁選をやってる頃に、石破茂さんの番組にゲストで呼ばれて、そのとき平さんが仕切りだったんですね。「Cafe Sta」と言って、自民党本部の一階で平さんが毎週やっている謎のネット番組です。「よく刺されないな」と思って、いつも見てるんですけど。

    平 いま「Cafe Sta」と言ってもらいました。宇野さんも出てもらったんですが、自由民主党という政党もですね、2009年の選挙で大惨敗をしました。今までは、マスコミは放っておいても取材に来るものという感じでしたし、官僚や色んな団体も、自民党に押し掛けてくるわけだったのですが、野党になった瞬間に誰も来なくなりました……ということで、始めた動画サイトがあるんです。

    大きな転機は、ニコ生で「自民党12時間スペシャル」をやったことですよ。政党の案内番組を見たくはないものですよね。しかし、なんと「12時間スペシャル」をやったら、26万人が見に来たんです。これで「ネットというのは凄いな」と。今まで非常に保守的で、ネットに対する理解がなかった自民党が目覚めたんですね。
    そして次に何が起きたかというと、安倍晋三さんという政治家が、2007年に第一次安倍内閣で悲惨な辞め方をします。普通の政治家であれば、おそらく政治生命が断たれたと思います。その後に、安倍さんがFacebookを始めたんですね。このFacebookが、自民党の若手とのコミュニケーションツールとして、ものすごい機能したんです。
    秘書がやっているのかと思ったら、本人がやってるんですね。本人がやっていて、例えば私がやっているFacebookの書き込みに「いいね!」を押すんですよ。そうすると、私も安倍さんに「いいね!」を返しますよね。そうこうしているうちに、だんだん色んな議員がFacebookを介して安倍さんと情報交換するようになって、ネットワークが出てきた。
    安倍さんが総裁選に出る基盤を、Facebookが作ったんだと思います。ですから、今までの「お金」とか「派閥」とかとちょっと違う意味で、ネットのツールが動き出した瞬間だなあという、そういう感想を持ちました。

    (堀潤氏、到着)

    堀 遅くなりました。平さんお久しぶりです、お願いします。

    平 堀さん、知事選の打ち合わせか何かをしていたんですか?

    堀 ちょっと番組の収録があって、遅くなってしまったんです。でも、今日奇しくも都知事選のこれからに向かってざわざわし始めていて、鈴木寛さんも候補として既に早い段階から名前が挙がっていたので、今日はどんな発言をするのかと思っています。
    これまでの選挙で戦ってきた皆さんたちも、士気が上がってきている様子だったので、今日はぜひいろいろ聞いてみたいなということも、裏テーマで持っています。

    宇野 今日、ここで3人が共謀して、うっかりと「出馬します発言」をとりつけるとか、やりたいよね。

    ■ 猪瀬知事の辞任問題

    堀 平さんは今回の都知事選の前段となる猪瀬知事の問題は、どうですか?

    平 いまどき、現金貰ってそれを持っておく感覚が、信じられない。その時点でアウトでしょうね。
    現金で貰っていて後ろめたいから貸金庫に保管していて、アクションを起こしたのも徳洲会事件が発覚した後ですからね。 
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