どうもケイエイシャーの中でも「比較的見た目がマシなやつ」こと実務ブラックです。
自分のブログも放置しているのにここで書くのは少々気が引けますが、なんとか頑張ってみます。

三田社長からの以来は

・最近見た映画とその感想、2~3本
・メイドカフェの経営で気をつけること●つ
・ケイエイシャーで楽しかったこと、やってらんねと思ったこと

の三本でしたが、まず「・ケイエイシャーで楽しかったこと、やってらんねと思ったこと」から書きたいと思います。

結論から言うと「ありません」です。
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それなりに楽しかったし、それなりにやってらんねーとも思いましたが特筆すべき事は無いですね。
そもそも私は自分が行った事に関してあまり達成感などの感動を得られないタイプなのです。
最近復活した黒沢に「感動などないっ! 」というセリフがあり「俺による感動こそ真の感動」だと結論づけられていましたが、
私はフィクションだったり、他人の行動や成功の方に感動する人間なのです。
ケイエイシャーを終えての三田社長の達成感溢れる表情には全く感動しませんでしたけど。

ただ、ケイエイシャーはこのまま終わっては困ります。
「ケイシャーに参加しても本業になんのメリットもなかった」なんて事はべつに言いませんが、
このまま終わるのはこの三ヶ月間が無駄、と言うより三田の肥やしになってしまう事だけは避けたいと思います。
彼は周りの人間を利用するだけ利用して、協力してくれた人間の厚意を裏切った過去があると聞いているので・・・
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まあこの話は実際には俺は知らないのでこの辺にて。

二つ目の「経営で気をつけていること」ですが、これは色々あるんで言いたくないw
一つだけ言うとすれば、従業員には感謝の気持を忘れるなと言うことだけは事ある毎に伝えております。


映画に関しては嬉々として書かせて頂きたいと思いますよおおお!!!
寧ろ今後の私の更新は映画だったり漫画だったり音楽だったりの事のみになりそうです。
私は評論家ぶってえらそーに色々と語りますが、結局は好みの問題だったりする部分もありますので、一つの意見として読んで欲しいですね。

取り敢えず私の嗜好を理解して頂くためにも、去年の個人的ベストを5本紹介しておきます。
(チャンネルブロマガではYoutuneのiframeが使えないので、残念ながら予告編は文字リンクの先でご覧ください)

・第5位 宇宙人ポール

ボンクラ男二人のロードムービー。
正確には一昨年日本公開映画ですが、去年の初めに見たのでランク入り。
見た当初は「これは今年ナンバーワンだな」とずっと思っていました。
私はとにかく「男同士がキャッキャする映画」が大好きでして・・・
色んなランキングで一位になっている「ショーシャンクの空に」はテーマ云々より刑務所のあの「部室感」みたいなものが大好物だったりします。
(それだけにラストに「他の奴らも連れてけよ!」と怒りを感じてしまうので映画自体の俺的評価は低めです)

見ている間はずっと幸せなのですがELOが流れるエンディングで多幸感はマックスに!
(「ショーン・オブ・ザ・デッド」もエンディング曲のチョイスが秀逸でしたね)
過去のSF作品のオマージュは多いのですが、はっきり言って何も知らなくても楽しめる一本なので超オススメです。
「ワールズ・エンド」も早く見たいです。

・第4位 ザ・レイド

「世界最強の格闘技」と言われる「シラット」を本格的に作品に取り入れた映画。
単なる格闘アクション映画ではなく、銃撃戦も多く、寧ろ前半はガンアクション中心です。
しかしその緊張感が尋常じゃあ無い。インドネシアの映画と言うことでB級かと舐めていたら良い意味で思いっきり裏切られます。
そして満を持して爆発するシラット格闘がもうキレキレ。攻撃の一つ一つに重さを感じ「殺意」がちゃんと表現されているんですよ。
この映画を映画館で見た人がいたらこれからずっとその事をずっと自慢出来ると思いますよ。

しかもこの映画、全然お金が掛かっていないんですね。
本○克行とか山○貴とかはこの映画を見て反省して欲しい。いや、反省しなくて良いんで引退してください。

今年に見た韓国映画の「ベルリンファイル」では北朝鮮工作員の「撃術」が取り入れられていましたが、これも素晴らしかった事をここで紹介しておきます。



俺的去年度涙腺崩壊ナンバーワン映画です。予告だけで泣けます。
実は昨日も見ました。勿論泣きました。

女同士の友情のお話です。「女の友情なんてファンタジーだ」というご意見も最もだと思いますが、それでも泣けるんです。
実際、男の方が楽しめるかもしれません。「ロッキー4」が好きな人にオススメですw


知らない人は全く知らないであろう、一部に熱狂的なファンのいるシリーズの一応の完結編。 
主演の奥野瑛太さんの地元である苫小牧まで行って初日に見てきました。

私はヒップホップはあんまり好きじゃあありません。
特に日本語ラップは「バカじゅあねえの?」ぐらいに思っちゃう時もあります。
そして「ケッ」とか思いながらも知り合いに激推しされたのでシリーズの第一作目を見ると、まさかの大号泣www
ちゃんと日本語ラップを「ダサいもの」として客観性を持って描かれているので、俺のように偏見を持った人間でも素直に楽しめるのも大きなポイントなんです。

今回は前二作と違ってかなりハードな展開です。 
強面・憂国・両親に感謝と客観的(=ネタ的)要素が三拍子揃ったハードコアラッパー「極悪鳥」の存在感と実在感が素晴らしい。 

そして何よりシリーズファンにとって嬉しいのは一作目では単なるニートラッパーもどきだったIKKUが逞しくなっているところ。
彼が劇中でフリースタイルラップを行い周りを引っ張るシーンは泣けます! 

またMIGHTYもダメ人間ながらも男を見せるシーンもいくつかあり、中でもある絶望的状況で彼女に見せるくっだらねえラップシーンは最高に泣けます。
バカでDQNなんだけど本当は根は優しいイイ奴なんだよコイツは・・・ 

このシリーズはカメラの長回しが一つの見せ場でもあるのですが、今回のは圧巻の一言。
インディペンデント映画でここまで出来る事を証明した入江悠監督。堤○彦とかは土下座して教えを請うべき。 いや、引退しろ。

舞台挨拶では奥野さんのお祖母様が「今まで生きていた中で一番嬉しい」なんて発言も出てホッコリ。最高の映画体験でした。

あ、「あまちゃん」でフェロモンばばあと呼ばれていた美保純も出ていてかなり「嫌な良い役」をやっています。
大友勝利オマージュのあのセリフもありますよ!


映画館で4回も見ました。ブルーレイも10回は見ています。
そんなにも大好きな映画です。この作品を好きな人はみんな言っていると思いますが「俺の映画」なんですよ。
「桐島、部活やめるってよはオレなんだッ!オレだ!」と言いながら泳いでブチャラティを追い掛けたいぐらい「俺の映画」なんです。

ここに来て文章を考えるのが疲れてきたので以下はmixiレビューのほぼコピペ。

学校という「格差社会」のヒエラルキートップに君臨する桐島(バレー部)が「部活をやめるらしい」と言う不確定な噂に周りが振り回されるお話。 
その「桐島」との関係性が強い、もっと言ってしまえば「依存度」が高い人間ほどこの状況に焦り、騒ぎ出す。
しかしそんな状況は下位グループに属する主人公・前田(映画部)にとっては全くどうでも良い話ではあるが・・・ 

とにかく魅力溢れる登場人物でいっぱい。 
橋本愛は超絶可愛いしクソ生意気なあの二人も可愛いしエロいし、吹奏楽部部長の微妙さも愛くるしいし・・・
秀逸なのが野球部キャプテン!実年齢は25過ぎらしいですが、あの朴訥さや日焼けっぷりなどからリアリティが溢れ出ている。
そして前野朋哉さんが演じる武文もホントに良いキャラクター。
張り詰めた教室の空気を切り裂くようにニッコニコして現れるあそこは場内大爆笑でしたが、僕も名シーンだと思います。

「映画秘宝」「鉄男」「ロメロ」などボンクラにとって食指が動くような言葉が出てはきますが、最近の一種の流行りにあるような「サブカル賛美」を落とし所にしていないのもポイント。
かと言って「モテキ」のような表層的で不快な使い方でも無く。このバランス感覚が見事で、作品の中でしっかりと意味があり、例えその一連のモノを知らなくても前田にとってこれが何を意味するのかが非常に分かり易い作りになっています。
併せてテーマやメッセージも分かりやすいので完璧な作品かと。 
ヒエラルキー上位にいた人間はこの映画を見てどう思うのかも少し気になりますが、俺はそんな奴らには語って欲しくない映画だな、なんて思ったりw 

また「桐島が出てこない」とかの不満がある人もいるようですが、これは「第9地区のエビって結局なんなの?」な疑問と同じで、物語の本質とは全く関係のないことです。
そこを持って「消化不良」等という評価は全く筋が通っていませんのであしからず。(俺は「そこは賛否両論分かれるかも」みたいのも違うと断言)

余談ですが、「映画秘宝」と「タランティーノ」は、原作小説だと「キネ旬」で「岩井俊二」らしいです。
これが原作のままでこの映画の内容だったらすげー嘘臭くなっていると思うのでこの改変は大正解だと思っています。 


そんな感じで第一回目の更新から熱が入ってしまいました。
他の人がどんな感じで行くのかは分かりませんが、私はこんな感じで行きたいと思います。
ちなみに今年ベスト3は3位パシリム、2位嘆きのピエタ、1位きっと、うまくいくです。この辺りもまたおいおい。